ウィザードの 4 番目の画面では、Microsoft SQL Server メッセージに使用する言語、文字セットの変換、および SQL Server ドライバーで地域設定を使用するかどうかを指定できます。また、実行時間の長いクエリのログ記録、およびドライバー統計情報の設定を制御することもできます。
[SQL Server のシステム メッセージを以下の言語に変更する] ボックス
それぞれの SQL Server には、システム メッセージの複数のセットを含めることができ、各セットは異なる言語 (英語、スペイン語、フランス語など) で指定されています。システム メッセージの複数のセットを含むサーバーに対してデータ ソースを定義する場合、システム メッセージに使用する言語を指定できます。一覧で、言語をクリックします。SQL Server インスタンスにインストールされている言語が 1 つしかない場合、[SQL Server のシステム メッセージを以下の言語に変更する] オプションは使用できません。
[文字データを変換する] チェック ボックス
[文字データを変換する] チェック ボックスをオンにすると、SQL Server ODBC ドライバーにより、クライアント コンピューターと SQL Server の間で送信された ANSI 文字列が Unicode を使用して変換されます。SQL Server ODBC ドライバーでは、SQL Server コード ページとクライアント コンピューターの Unicode の間で変換することもあります。これには、SQL Server で使用されるコード ページが、クライアント コンピューターで使用できるコード ページの 1 つである必要があります。
オフの場合、ANSI 文字列の拡張文字は、クライアント アプリケーションとサーバーの間で送信されても変換されません。クライアント コンピューターが SQL Server コード ページと異なる ANSI コード ページ (ACP) を使用している場合、ANSI 文字列の拡張文字の解釈が正しく行われない可能性があります。SQL Server が使用している ACP と同じコード ページをクライアント コンピューターで使用している場合、拡張文字は正しく解釈されます。
[出力時の通貨、数値、日付、時刻の形式にはシステムの地域設定を使用する] チェック ボックス
[出力時の通貨、数値、日付、時刻の形式にはシステムの地域設定を使用する] チェック ボックスは、ドライバーが文字出力文字列内で通貨、数値、日付、時刻の形式にクライアント コンピューターの地域設定を使用することを指定します。ドライバーは、データ ソースを介して接続しているユーザーのログイン アカウントの既定の地域設定を使用します。このオプションは、データを処理するアプリケーションではなく、データを表示するだけのアプリケーションに対して選択してください。
[実行時間が長いクエリを以下のログ ファイルに保存する] ボックス
[実行時間が長いクエリを以下のログ ファイルに保存する] ボックスは、[保存するクエリの最短所用時間] の値よりも長い時間がかかるすべてのクエリをログに記録することを指定します。実行時間の長いクエリのログは、指定したファイルに記録されます。ログ ファイルを指定するには、ボックスに完全なパスとファイル名を入力するか、[参照] をクリックし、既存のファイル ディレクトリ内を移動してログ ファイルを選択します。
[保存するクエリの最短所要時間 (ミリ秒)] ボックス
[保存するクエリの最短所要時間 (ミリ秒)] ボックスでは、実行時間の長いクエリをログに記録するためのしきい値をミリ秒単位で指定します。このミリ秒単位の時間より実行時間の長いクエリはすべてログに記録されます。
[ODBC ドライバーの統計情報ログを以下のログ ファイルに保存する] ボックス
[ODBC ドライバーの統計情報ログを以下のログ ファイルに保存する] ボックスは、統計情報がログに記録されることを指定します。統計情報のログは、指定したファイルに記録されます。ログ ファイルを指定するには、ボックスに完全なパスとファイル名を入力するか、[参照] をクリックし、既存のファイル ディレクトリ内を移動してログ ファイルを選択します。
統計情報ログはタブで区切られており、タブ区切りのファイルをサポートする Microsoft Excel やその他のアプリケーションで分析できます。