[全般] タブの [IP アドレスを自動的に取得する] を使用していない場合にのみ、このネットワーク接続に対してこのタブの設定を使用できます。

[WINS アドレス (使用順)] には、TCP/IP がネットワーク基本入出力システム (NetBIOS) 名を解決するために照会する Windows インターネット ネーム サービス (WINS) サーバーの一覧が表示されます。WINS サーバーは、ここで表示された順に照会されます。

[LMHOSTS の参照を有効にする] は、リモート コンピューターの NetBIOS 名を IP アドレスに解決するために LMHOSTS ファイルを使用するかどうかを指定します。

[LMHOSTS のインポート] をクリックして、ファイルを LMHOSTS ファイルに取り込みます。LMHOSTS ファイルは、Windows ベースのコンピューター上の %SystemRoot%\System32\Drivers\Etc フォルダーにあります。このフォルダーには、LMHOSTS ファイルのサンプル (Lmhosts.sam) もあります。ファイルから LMHOSTS をインポートすると、元の LMHOSTS ファイルには追加されず、新しいファイルで元のファイルが上書きされます。

[NetBIOS 設定] は、このネットワーク接続が動的ホスト構成プロトコル (DHCP) サーバーから NetBIOS over TCP/IP (NetBT) を有効または無効にする設定を取得するかどうかを指定します。

IP アドレスが自動的に取得される場合は、[既定値] オプションが選択されます。これにより、このコンピューターは、IP アドレスと構成リースを取得するときに、DHCP サーバーによってオプションで提供される NetBT 設定を使用するようになります。[NetBIOS over TCP/IP を無効にする] DHCP オプションが DHCP サーバーにより提供される場合は、このオプションの値で NetBT を有効にするか、無効にするかが決まります。[NetBIOS over TCP/IP を無効にする] DHCP オプションが DHCP サーバーにより提供されない場合は、NetBT は有効になります。

IP アドレスを手動で構成している場合は、[NetBIOS over TCP/IP を有効にする] を選択すると、NetBT が有効になります。このオプションは、ダイヤルアップ接続には利用できません。

手順

WINS の詳細プロパティを構成するには
  1. [WINS アドレス (使用順)] で、[追加] をクリックし、WINS サーバーのアドレスを入力し、[追加] をクリックします。

  2. 追加する WINS サーバーの IP アドレスごとに手順 1. を繰り返し、[OK] をクリックします。

LMHOSTS ファイルを使ったリモート NetBIOS 名の解決を有効にするには
  • [LMHOSTS の参照を有効にする] チェック ボックスをオンにします。このオプションは、既定の設定で有効になります。

LMHOSTS ファイルに取り込むファイルの場所を指定するには
  • [LMHOSTS のインポート] をクリックし、[開く] ダイアログ ボックスでファイルを選択します。

NetBIOS over TCP/IP を有効または無効にするには
  • NetBIOS over TCP/IP の使用を有効にするには、[NetBIOS over TCP/IP を有効にする] をクリックします。

  • NetBIOS over TCP/IP の使用を無効にするには、[NetBIOS over TCP/IP を無効にする] をクリックします。

  • DHCP サーバーに NetBIOS over TCP/IP が有効なのか無効なのかを決定させるには、[既定値] をクリックします。

その他の参照情報

TCP/IP Version 4 および 6 に関する最新の IT 専門家向けの詳細情報については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=117437 (英語の可能性あり) および https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=71543 (英語の可能性あり) を参照してください。