Web による再構築方法は、リモート デスクトップ ライセンス マネージャー ツールを実行しているコンピューターからはインターネットに接続できないが、別のコンピューターから Web ブラウザーを通じて Web にアクセスできる場合に実行できます。Web による再構築方法の URL は、RDS CAL 管理ウィザードに表示されます。

注意

RD ライセンス データベースを再構築すると、現在ライセンス サーバーにインストールされている RDS CAL がすべて削除されます。RD ライセンス データベースの再構築後に、RDS CAL をライセンス サーバーに再インストールする必要があります。このため、ライセンス サーバーでの RD ライセンス データベースの再構築を行う前に、必ず RDS CAL の購入契約文書を参照できるようにしてください。

この操作を正常に行うには、少なくとも、構成する RD ライセンス サーバーのローカル Administrators グループのメンバーまたはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=83477 (英語の可能性あり) をご確認ください。

Web ブラウザーを使用して RD ライセンス データベースを再構築するには

  1. ライセンス サーバーで、リモート デスクトップ ライセンス マネージャーを開きます。リモート デスクトップ ライセンス マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[リモート デスクトップ サービス]、[リモート デスクトップ ライセンス マネージャー] の順にクリックします。

  2. リモート デスクトップ ライセンス サーバーの接続方法が [Web ブラウザー] に設定されていることを確認します。これには、RD ライセンス データベースを再構築するライセンス サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[接続方法] タブで、必要に応じて接続方法を変更し、[OK] をクリックします。

  3. RD ライセンス データベースを再構築するライセンス サーバーを選択し、[操作] メニューの [RDS CAL の管理] をクリックします。

  4. [RDS CAL 管理ウィザードの開始] ページで、[次へ] をクリックします。

  5. [操作の選択] ページで、[ライセンス サーバー データベースを再構築する] をクリックします。

  6. RD ライセンス データベースを再構築する理由を選択し、[次へ] をクリックします。

  7. [RDS CAL の削除の確認] ページで、[このライセンス サーバーに現在インストールされている RDS CAL の削除に同意する] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。

  8. RD ライセンス データベースの内容が削除されたら、[RDS CAL の再インストール] ページで [次へ] をクリックします。

    注

    再インストールできるのは一度に 1 セット (1 パック) の RDS CAL だけです。1 セット目の RDS CAL の再インストールが完了すると、別のセットの RDS CAL を再インストールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。RDS CAL のセットが再インストールされるたびに、この確認が行われます。

  9. [クライアント ライセンス キー パックの取得] ページで、リモート デスクトップ サービス ライセンスの Web サイトに接続するハイパーリンクをクリックします。

    インターネットに接続できないコンピューターでリモート デスクトップ ライセンス マネージャーを実行している場合は、リモート デスクトップ サービス ライセンスの Web サイトのアドレスを控えておき、インターネットに接続できるコンピューターからその Web サイトに接続します。

  10. リモート デスクトップ サービス ライセンスの Web ページの [オプションの選択] で、CAL の管理オプションを選択し、[次へ] をクリックします。

  11. 次の必要な情報を入力します。

    • ターゲットのライセンス サーバー ID   5 つの数値のグループに分けられた 35 桁の数字。RDS CAL 管理ウィザードの [クライアント ライセンス キー パックの取得] ページに表示されます。

    • 回復の理由   RD ライセンス データベースを再構築する理由を選択します。

    • ライセンス プログラム   RDS CAL 購入の際に使用した該当するプログラムを選択します。

  12. [次へ] をクリックします。

  13. 次の必要な情報を入力します。

    • 姓

    • 名

    • 会社名

    • 国/地域

    会社の住所、電子メール アドレス、電話番号など、要求されたオプションの情報を入力することもできます。組織単位のフィールドには、このライセンス サーバーを利用する組織内の単位名を記述できます。

  14. [次へ] をクリックします。

  15. 前のページで選択した [ライセンス プログラム] によって、このページに入力する必要のある情報が決まります。通常は、ライセンス コードか契約番号を入力する必要があります。購入した RDS CAL に付属するマニュアルを参照してください。場合によっては、ライセンス サーバーに再インストールする RDS CAL の種類と数量を指定する必要があります。

  16. 必要な情報の入力を終えたら、[次へ] をクリックします。

  17. 入力した情報がすべて正しいことを確認します。要求を Microsoft クリアリングハウスに送信するには、[次へ] をクリックします。すると、Microsoft クリアリングハウスによって生成されたライセンス キー パック ID を示す Web ページが表示されます。

    重要

    ライセンス キー パック ID のコピーを保管しておきます。この情報を手元に保管しておくことで、万一 RDS CAL の回復の際に支援が必要になった場合に、Microsoft クリアリングハウスとのやり取りが容易になります。

  18. RDS CAL 管理ウィザードの [クライアント ライセンス キー パックの取得] ページで、提示されたボックスにライセンス キー パック ID を入力し、[次へ] をクリックします。RDS CAL がライセンス サーバーに再インストールされます。

  19. 別のセットの RDS CAL を再インストールするには、[追加 RDS CAL の再インストール] ページで [追加の RDS CAL の再インストールを続行する] をクリックし、[次へ] をクリックします。手順 9. ～ 18. を繰り返します。

    RD ライセンス データベースの再構築を完了するには、[RD ライセンス データベースの再構築を終了する]、[次へ]、[完了] の順にクリックします。

その他の参照情報

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