[リモート デスクトップ サービスのプロファイル] タブでは、RD セッション ホスト サーバーへのリモート接続に使用するユーザー プロファイル環境を構成できます。

項目 詳細

[プロファイル パス]

ユーザーが RD セッション ホスト サーバーに接続する際、ユーザーに割り当てるプロファイル パスを指定します。

ユーザーには、リモート デスクトップ サービス セッション用の独立したプロファイルを割り当てます。プロファイルに保存される一般的なオプションの多く、たとえばスクリーン セーバーやアニメーション メニューなどは、リモート デスクトップ サービスを使用する際には必要ありません。

[リモート デスクトップ サービスのホーム フォルダー]

リモート デスクトップ サービス セッションに使用するホーム フォルダーへのパスを指定します。ローカル フォルダーまたはネットワーク共有のいずれかのフォルダーを指定できます。

[このユーザーの RD セッション ホストへのログオンを拒否する]

ユーザーが RD セッション ホスト サーバーに接続できるかどうかを指定します。

このチェック ボックスをオフにしても、ユーザーには RD セッション ホスト サーバーに接続するためのアクセス許可を与える必要があります。RD セッション ホスト サーバーにリモートでログオンするためのアクセス許可をユーザーやグループに与えるには、RD セッション ホスト サーバー上の Remote Desktop Users グループを使用します。

その他の考慮事項

  • ローカル ユーザー アカウントのプロパティを構成するには、Administrators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。

  • ほとんどのドメイン ユーザー アカウントのプロパティを構成するには、Account Operators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。場合によっては、Domain Admins グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要になることもあります。

  • 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=83477 (英語の可能性あり) をご確認ください。

  • [リモート デスクトップ サービスのプロファイル] タブでプロファイル パスやホーム フォルダーを構成しない場合は、[プロファイル] タブで構成された設定がリモート接続に対しても使用されます。両方のタブで設定が構成されている場合、リモート接続に対しては、[リモート デスクトップ サービスのプロファイル] タブで構成された設定が [プロファイル] タブで構成された設定よりも優先されます。

  • グループ ポリシー設定を使用してプロファイル設定を構成する方法については、「グループ ポリシー設定を使用する」を参照してください。

  • RD セッション ホスト サーバーに接続するユーザーのユーザー プロファイルを実装する方法の詳細については、Windows Server 2008 R2 TechCenter のリモート デスクトップ サービスに関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=138055) を参照してください。

その他の参照情報