Windows 展開サービスを使用すると、Windows Server 2008 R2 の仮想ハード ディスク (.vhd) イメージを物理的な (仮想でない) コンピューターに展開できます。.vhd イメージの展開方法は、.wim イメージを展開する場合とおおむね同様です。ただし、イメージの追加と構成操作については、コマンド ラインの WDSUTIL を使用して実行する方法のみサポートされています。また、展開は無人インストールの一環として実行される必要があります。
.vhd イメージを展開するには、
仮想ハード ディスクを展開するための前提条件
.vhd イメージの展開に必要なものは次のとおりです。
- 構成済みの Windows 展開サービス サーバー。サーバーのインストールと構成の詳細については、Windows 展開サービスに関する手順ガイドのページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=84628 ) を参照してください。 - WDSUTIL の知識。WDSUTIL コマンド ライン ツールを使用する以外の方法で、これらのイメージをインポートし、構成することはできません。このトピックで扱う各種コマンドの詳細については、WDSUTIL /? を実行してください。また、WDSUTIL コマンドライン ツールのリファレンスは
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=89381 (英語の可能性あり) でもダウンロードできます。 - サポートされている .vhd イメージ。サポート対象オペレーティング システムは、Windows Server 2008 R2、Windows 7 Enterprise、および Windows 7 Ultimate のみです。.vhd イメージの形式については、固定容量イメージ、容量可変イメージ、差分イメージがサポートされています。ただし、次のようなイメージは使用できません。
- 複数のオペレーティング システムを含んだイメージ
- 複数のパーティションを含んだイメージ
- オペレーティング システムではなくアプリケーションやデータを格納したイメージ
- GUID パーティション テーブル (GPT) でパーティションされている 64 ビット オペレーティング システム イメージ
- 複数のオペレーティング システムを含んだイメージ
追加情報
.vhd イメージの詳細については、次を参照してください。
- Windows 7 の仮想ハード ディスクについてよく寄せられる質問のページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=147081 ) - 仮想ハード ディスクの新機能に関するページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=147082 ) - 仮想ハード ディスク イメージの展開方法に関するページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=146973 )