Active Directory ドメインと信頼関係スナップインを使用して、新たに追加されたショートカット、外部、およびフォレストの信頼が正常に作成されているかどうかを検証することができます。
この手順を実行するには、Domain Admins または Enterprise Admins のメンバーシップ、あるいはそれらと同等のメンバーシップが最低限必要となります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
信頼の検証
Windows インターフェイスを使用して信頼を検証するには |
Active Directory ドメインと信頼関係を開きます。Active Directory ドメインと信頼関係を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Active Directory ドメインと信頼関係] をクリックします。
コンソール ツリーで、検証する信頼が含まれるドメインを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[信頼] タブの [このドメインに信頼されるドメイン (出力方向の信頼)] または [このドメインを信頼するドメイン (入力方向の信頼)] のいずれかで、検証する信頼をクリックし、[プロパティ] をクリックします。
[検証] をクリックします。
次のいずれかの操作を行い、[OK] をクリックします。
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[検証しない] をクリックします。
このオプションを選択する場合は、もう一方のドメインにおいても、この手順を繰り返すことをお勧めします。
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[検証する] をクリックします。
このオプションを選択する場合は、両方のドメインの管理者資格を有するユーザー アカウントとパスワードを入力する必要があります。
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[検証しない] をクリックします。
その他の考慮事項
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この手順を実行するには、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) の Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。セキュリティを考慮するうえで最適な方法として、この手順を実行するときに [別のユーザーとして実行] を使うことを検討してください。詳細については、ヘルプとサポートで「[別のユーザーとして実行] を使用する」を検索してください。
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ショートカットの信頼、外部の信頼、およびフォレストの信頼は検証できますが、領域の信頼は検証できません。
その他の参照情報
コマンド ラインを使用して信頼を検証するには |
コマンド プロンプトを開きます。コマンド プロンプトを開くには、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「cmd」と入力して、[OK] をクリックします。
次のコマンドを入力して、Enter キーを押します。
netdom trust <TrustingDomainName> /d:<TrustedDomainName> /verify
パラメーター | 説明 |
---|---|
netdom trust |
ドメイン間の信頼関係を管理または検証します。 |
<TrustingDomainName> |
検証する信頼において信頼する側のドメインのドメイン ネーム システム (DNS) 名を指定します。 |
/d: |
後に続く DNS ドメイン名が信頼される側のドメインの名前であることを指定します。 |
<TrustedDomainName> |
検証する信頼において信頼される側のドメインの DNS 名を指定します。 |
/verify |
信頼が正常に機能していることを検証します。 |
このコマンドの完全な構文と、ユーザー アカウント情報の入力方法を表示するには、コマンド プロンプトで次のように入力し、Enter キーを押します。
netdom trust | more
その他の考慮事項
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この手順を実行するには、AD DS の Domain Admins グループまたは Enterprise Admins グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。セキュリティを考慮するうえで最適な方法として、この手順を実行するときに [別のユーザーとして実行] を使うことを検討してください。詳細については、ヘルプとサポートで「[別のユーザーとして実行] を使用する」を検索してください。
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ショートカット、外部、およびフォレストの信頼は検証できますが、領域の信頼は検証できません。