Active Directory オブジェクトを迅速に探す必要がある場合は、Active Directory 管理センターのクエリ ビルド検索およびフィルター メカニズムを使用できます。ターゲットとする Active Directory オブジェクトが検索またはフィルター クエリの結果として返される場合、必要な管理タスクを実行できます。
構築するクエリを保存し、後で再び使用することもできます。保存される各クエリは、選択したクエリ条件と、カスタマイズした並べ替えおよび指定した列情報から構成されます。
Active Directory オブジェクトの検索
Active Directory 管理センターで Active Directory オブジェクトを検索する場合、グローバル検索を使用して、検索クエリのスコープを指定できます。
この手順を完了するために最低限必要なグループ メンバーシップはありません。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
グローバル検索を使用して Active Directory オブジェクトを検索するには |
Active Directory 管理センターを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[Active Directory 管理センター] の順にクリックします。
注 Active Directory 管理センターを開くもう 1 つの方法として、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「dsac.exe」と入力する方法もあります。
Active Directory 管理センターのナビゲーション ウィンドウで、[グローバル検索] をクリックします。
注 [Active Directory 管理センターの概要] ページの [グローバル検索] タイルを使用することもできます。
キーワードおよび有効な検索条件を使用するか、ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル (LDAP) クエリ モードを使用して、グローバル検索クエリを構築できます。
- キーワードと検索条件を使用してクエリを構築するには、[標準] をクリックします。
注 クエリに検索条件を追加するには、[条件の追加] をクリックします。
- LDAP クエリ モードを使用して Active Directory データを検索するには、[LDAP に変換する] をクリックします。
- キーワードと検索条件を使用してクエリを構築するには、[標準] をクリックします。
検索クエリのスコープを調整するには、[スコープ] をクリックします。
既定のグローバル検索スコープは、ローカル ドメイン (現在ログオンしているドメイン) に設定されています。グローバル検索スコープは、Active Directory 管理センターの選択したインスタンスで管理しているフォレストのグローバル カタログ検索、またはナビゲーション ウィンドウに現在追加されている 1 つ以上のノードに設定することもできます。
クエリのスコープを Active Directory 管理センターで管理している特定のフォレストのグローバル カタログ検索に設定する場合、クエリによって返されるのは、選択したフォレストのすべてのパーティションにまたがって格納されている Active Directory オブジェクトのサブセットです。このスコープの対象となるパーティションには、ドメイン パーティション、構成パーティション、スキーマ パーティション、およびその他すべてのユーザー定義パーティションなどがあります。
クエリのスコープをナビゲーション ウィンドウに現在追加されている 1 つ以上のノードに設定する場合、クエリによって返されるのは、選択したナビゲーション ノードが表すコンテナーに格納されている Active Directory オブジェクトのサブセットです。このスコープの対象となるコンテナーには、選択した親コンテナーのすべての子コンテナーも含まれます。
クエリを実行するには、[検索] をクリックします。
注 | |
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選択した組織単位の Active Directory データのフィルター処理
組織単位 (OU) に特に大きなデータ セットが含まれている場合は、クエリを構築し、特定の OU の Active Directory データをフィルター処理することで、検索を絞り込むことができます。
この手順を完了するために最低限必要なグループ メンバーシップはありません。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
選択した OU の Active Directory データをフィルター処理するには |
Active Directory 管理センターを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[Active Directory 管理センター] の順にクリックします。
注 Active Directory 管理センターを開くもう 1 つの方法として、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「dsac.exe」と入力する方法もあります。
Active Directory 管理センターのナビゲーション ウィンドウまたは管理の一覧を使用して、目的の OU に移動します。
重要 特定の OU の Active Directory データをフィルター処理する場合、スコープは常にその OU に設定されます。調整はできません。このスコープには、選択した親 OU の子 OU は含まれません。選択した親 OU の子 OU をスコープに含めるには、[タスク] ウィンドウで [このノード配下の検索] をクリックします。
[フィルター] でクエリのキーワードを入力するか、条件を追加するには [条件の追加] をクリックします。
重要 | |
特定の OU の Active Directory データをフィルター処理するクエリを構築する場合、そのクエリは、Active Directory 管理センターでこの OU の管理の一覧に表示されているオブジェクトにのみ適用されます。つまり、このクエリは、この OU に含まれるすべてのオブジェクトのサブセットではなく、Active Directory 管理センターでこの OU の管理の一覧に表示されているオブジェクトのサブセットを返します。表示される最大オブジェクト数をコンテナー (または OU) ごとに指定するには、Active Directory 管理センターの管理一覧の [表示] メニューで、[管理の一覧のオプション] をクリックします。 |