注意

レジストリを正しく編集しないと、システムが正常に動作しなくなる場合があります。レジストリを変更する前に、コンピューター上のすべての重要なデータのバックアップを作成してください。

レジストリの編集を誤ったためにコンピューターが正しく起動しなくなった場合は、レジストリを復元できます。手順の詳細については、「レジストリを復元する」を参照してください。

レジストリ ファイルをエクスポートする

レジストリの全部または一部をリモートでエクスポートするには、レジストリ エディターを使用します。レジストリ エディターを開くと、レジストリをテキスト ファイルまたはハイブ ファイルにエクスポートできます。

エクスポートして作成したレジストリ ファイルは、メモ帳などのテキスト エディターで扱うことができます。

レジストリ ファイルは、Windows 形式の登録ファイル、バイナリ ハイブ ファイル、またはテキスト ファイルとして保存できます。レジストリ ファイルの拡張子は .reg、テキスト ファイルの拡張子は .txt になります。

レジストリの全部または一部をエクスポートするには
  1. レジストリ エディターを開きます。レジストリの一部を保存するには、該当するレジストリの部分を選択します。

  2. [ファイル] メニューの [エクスポート...] をクリックします。

  3. [ファイル名] ボックスにレジストリ ファイルの名前を入力します。

  4. [ファイルの種類] ボックスで、ファイルを保存する形式 (登録ファイル、レジストリ ハイブ ファイル、テキスト ファイル、Windows 98/NT4.0 登録ファイル) を選択します。

  5. [エクスポート範囲] のラジオ ボタンで、レジストリ全体をエクスポートするか、レジストリの一部をエクスポートするかを選択します。

  6. [保存] をクリックします。

レジストリ エディターには、主にシステムのメンテナンスのために用意されたコマンドがいくつもあります。たとえば、[ハイブの読み込み] と [ハイブのアンロード] を使うと、システムの一部を別のコンピューターに一時的にダウンロードし、メンテナンスを行うことができます。ハイブを読み込みまたは復元するには、ハイブをキーとしてフロッピー ディスクまたはハード ディスクに保存しておく必要があります。

レジストリ ファイルをインポートする

レジストリ エディターの [インポート...] コマンドを使うと、テキスト ファイルやハイブ ファイルを含めたすべての種類のレジストリ ファイルをインポートできます。

レジストリの一部または全部をインポートするには
  1. レジストリ エディターを開きます。

  2. [ファイル] メニューの [インポート...] をクリックします。

  3. インポートするファイルを検索し、目的のファイルをクリックして選択し、[開く] をクリックします。

エクスプローラーで、拡張子が .reg のファイルをダブルクリックすると、そのファイルがコンピューターのレジストリにインポートされます。

注意

復元されたハイブによって既存のレジストリ キーが上書きされ、それが実際の構成になります。たとえば、システムの一部に対してメンテナンスを行うには、[エクスポート...] を使い、ハイブをディスクに保存します。準備ができたら、[ファイル] メニューの [インポート...] を使い、保存したキーをシステムに復元します。