Active Directory ドメイン サービスのインストール ウィザードの [概要] ページでは、[設定のエクスポート] をクリックして、ウィザードで指定した設定を応答ファイルに保存できます。この保存した応答ファイルを使用して、今後実行される Active Directory ドメイン サービス (AD DS) のインストールを自動化できます。
応答ファイルは、[DCInstall] というヘッダーを含んだテキスト ファイルです。応答ファイルは、Active Directory ドメイン サービスのインストール ウィザードでたずねられる質問への応答として使用できます。応答ファイルを使用することで、管理者はウィザードを操作する必要がなくなります。応答ファイルの使用方法を説明するテキストが、Active Directory ドメイン サービスのインストール ウィザードによって応答ファイルに追加されます。このテキストの内容は、dcpromo コマンドを使用して応答ファイルを呼び出す方法や、応答ファイルを使用するために更新する必要がある設定などです。
無人操作中は、操作が成功したかどうかがリターン コードによって示されます。リターン コードの詳細については、「無人インストールのリターン コード」を参照してください。
応答ファイルを使用して AD DS をインストールするには、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
dcpromo /answer[:ファイル名]
ここで、ファイル名 は応答ファイルの名前です。