このタブには接続されたデバイスに関する情報が表示され、このタブからはマルチパス I/O (MPIO) の構成にアクセスできます (MPIO はサーバー バージョンの Windows にのみ含まれます)。

Microsoft マルチパス I/O (MPIO) を使用することで、Microsoft iSCSI イニシエーターは同じターゲットに対する複数のセッションにログインし、重複するデバイスを Windows に対して公開される単一のデバイスに集約できます。ターゲットに対する各セッションは、異なるネットワーク インターフェイス カード (NIC)、ネットワーク インフラストラクチャ、およびターゲット ポートを使用して確立できます。1 つのセッションが失敗した場合、アプリケーションを中断することなく別のセッションが I/O の処理を続行できます。iSCSI ターゲットは同じターゲットに対する複数のセッションをサポートする必要があることに注意してください。Microsoft iSCSI MPIO Device Specific Module (DSM) のサポートは、異なるセッション間に I/O を割り当てる方法を決定する一連の負荷分散ポリシーをサポートします。

このダイアログ ボックスでは、iSCSI イニシエーターを使用して現在接続されているディスクについての情報が表示され、ディスク番号とアドレスの間のマッピングが提供されます。[デバイス] ダイアログ ボックスで [MPIO] をクリックして、MPIO パスの使用種類を構成することもできます。

関連項目