このセクションの手順に従って、Windows® 7、Windows Vista®、または Windows XP Service Pack 3 (SP3) を実行しており、802.1X 対応のワイヤレス アクセス ポイント (AP) を使用してワイヤレス ネットワークに接続するクライアント コンピューター用のワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーを構成できます。
既定では、2 つのワイヤレス グループ ポリシー管理拡張 (Windows Vista の新しいワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーとワイヤレス XP ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシー) を使用して、次の 802.1X 認証を構成できます。
- スマート カードや他の証明書を使用する認証向けの拡張認証プロトコル - トランスポート層セキュリティ (EAP-TLS)。
- スマート カードや他の証明書を使用する認証向けの保護された EAP-TLS (PEAP–TLS)。
- セキュリティで保護されたパスワードを使用する認証向けの PEAP-Microsoft チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル バージョン 2 (PEAP-MS-CHAP v2)。
新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーを使用して、Windows 7 および Windows Vista を実行するコンピューターを構成することができます。また、新しい XP ワイヤレス ポリシーを使用して Windows XP を実行するコンピューターを構成できます。Windows XP を実行するコンピューターと、Windows Vista およびそれ以降のバージョンの Windows を実行するコンピューターでは、コンピューターを構成するポリシーが別になるため、グループ ポリシーの管理を使用して 802.1X ワイヤレス アクセス クライアント用の 802.1X 認証を構成する手順は、次の 2 つのセクションに分かれます。
- Windows 7 および Windows Vista を実行する 802.1X ワイヤレス アクセス クライアントを構成する
- Windows XP を実行する 802.1X ワイヤレス アクセス クライアントを構成する
この手順を実行するには、Domain Admins のメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。
注 | |
ワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーのライセンス認証やこのポリシーを開く方法の詳細については、「802.1X ワイヤードおよびワイヤレスのグループ ポリシー拡張にアクセスする」を参照してください。 |