次の手順に従って、ネットワーク ポリシー サーバー (NPS) がリモート認証ダイヤルイン ユーザー サービス (RADIUS) 認証およびアカウンティング トラフィックに使用するポートを構成できます。
既定では、NPS は、インストールされているすべてのネットワーク アダプターのインターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) および IPv4 の RADIUS トラフィックをポート 1812、1813、1645、および 1646 でリッスンします。
注 | |
IPv4 または IPv6 をネットワーク アダプターからアンインストールした場合、NPS は、アンインストールされたプロトコルについて RADIUS トラフィックを監視しません。 |
インターネット技術標準化委員会 (IETF) の RFC 2865 および 2866 で規定されている RADIUS 標準ポートの値は、認証用は 1812、アカウンティング用は 1813 です。ただし、多くのアクセス サーバーは、認証要求にはポート 1645 を、アカウンティング要求には 1646 を既定で使用しています。どのようなポート番号を使用する場合でも、NPS とアクセス サーバーに同じポート番号を構成するようにしてください。
重要 | |
RADIUS の既定のポート番号を使用しない場合は、ローカル コンピューターのファイアウォールで例外を構成して、新しいポートでの RADIUS トラフィックを許可する必要があります。詳細については、「NPS およびファイアウォール」を参照してください。 |
この手順を実行するには、Domain Admins のメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。
NPS の UDP ポート情報を構成するには |
NPS コンソールを開きます。
[ネットワーク ポリシー サーバー] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[ポート] タブで、ポートの設定を確認します。RADIUS 認証用および RADIUS アカウンティング用の UDP ポートに、設定されている既定値 (認証用は 1812 および 1645、アカウンティング用は 1813 および 1646) 以外のポートを使用する場合は、[認証] および [アカウンティング] に使用するポート設定を入力します。
認証またはアカウンティング要求に複数のポート設定を使用するには、ポート番号をコンマで区切ります。