リモート コンピューターで記憶域サブシステムを管理するには、SAN 用記憶域マネージャーからコンピューターに接続します。コンピューターへの接続中、SAN 用記憶域マネージャーにより、リモート コンピューター上の仮想ディスク サービス (VDS) によって検出されたファイバー チャネルおよび iSCSI ディスク記憶域サブシステムで、LUN を作成および管理することができます。

注

SAN 用記憶域マネージャーでは、ローカル コンピューターまたはリモート コンピューター上で検出された記憶域サブシステムを管理できます。ただし、これらのコンピューターで検出された記憶域サブシステムを同時に管理することはできません。

この操作を正常に行うには、少なくともローカルAdministrators グループ、またはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=83477 (英語の可能性あり) をご確認ください。

SAN 用記憶域マネージャーからリモート コンピューターに接続するには

  1. [管理ツール] の [SAN 用記憶域マネージャー] をクリックします。

  2. コンソール ツリーで [SAN 用記憶域マネージャー] を右クリックし、[別のコンピューターへ接続] をクリックします。

  3. [別のコンピューターへ接続] ダイアログ ボックスで、[別のコンピューター] をクリックします。次に、接続先のコンピューターの名前を入力するか、[参照] をクリックして、リモート コンピューターを検索します。

  4. [OK] をクリックします。
重要

[別のコンピューターへ接続] コマンドは、SAN 用記憶域マネージャーを [管理ツール] から開いた場合にのみ使用できます。サーバー マネージャーから SAN 用記憶域マネージャーにアクセスした場合、このコマンドは使用できません。

その他の考慮事項

  • リモート コンピューターの Administrators グループのメンバーであるドメイン アカウントを使用して、ローカル コンピューターにログオンする必要があります。

  • リモート コンピューターで Windows Server 2008 を実行している必要があります。また、このコンピューターは、接続元のコンピューターと同じドメインのメンバーである必要があります。接続元のコンピューターおよびリモート コンピューターの両方がワークグループのメンバーである場合、リモート コンピューターに接続することはできません。

  • リモート コンピューターに、VDS ハードウェア プロバイダーが 1 つ以上インストールされている必要があります。SAN 用記憶域マネージャーからリモート コンピューターに接続すると、そのリモート コンピューターにインストールされている仮想ディスク サービスおよび VDS ハードウェア プロバイダーが起動します。

  • ローカル コンピューターとリモート コンピューターの両方で、ファイアウォールの例外 [リモート ボリューム管理] を有効にする必要があります。この例外は、[コントロール パネル] の [Windows ファイアウォール] で有効にします。

その他の参照情報

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