[全般] タブの [DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する] を使用していない場合にのみ、このネットワーク接続に対してこのタブの設定を使用できます。

[DNS サーバー アドレス (使用順)] には、このコンピューターで使用される DNS ドメイン名を解決するために照会する IP アドレスの順に並んだ DNS サーバーの一覧が表示されます。DNS サーバーは、ここで表示された順に照会されます。このローカル設定は、関連するグループ ポリシーが無効または未指定の場合にのみ使用されます。

[プライマリおよび接続専用の DNS サフィックスを追加する] は、このコンピューターで使用されている非修飾名の解決がプライマリ サフィックスのドメイン サフィックスと、接続固有のすべてのサフィックスに限定されることを指定します。接続固有のサフィックスは、[この接続の DNS サフィックス] で構成します。プライマリ DNS サフィックスは、[コンピューター名] タブ (コントロール パネルの [システム] から利用できます) の [プロパティ] をクリックして構成します。このローカル設定は、関連するグループ ポリシーが無効または未指定の場合にのみ使用されます。

たとえば、プライマリ DNS サフィックスが dev.wcoast.microsoft.com である場合、コマンド プロンプトに「ping xyz」と入力すると、コンピューターは xyz.dev.wcoast.microsoft.com を照会します。bldg23.dev.wcoast.microsoft.com への接続のいずれかで接続固有のドメイン名も構成すると、コンピューターは xyz.dev.wcoast.microsoft.com と xyz.bldg23.dev.wcoast.microsoft.com を照会します。

[以下の DNS サフィックスを順に追加する] には、表示された順序で検索される DNS サフィックスの一覧が表示されます。

[この接続の DNS サフィックス] は、この接続の DNS サフィックスを指定する場所です。DHCP サーバーがこの接続を構成し、ユーザーが DNS サフィックスを指定していない場合は、適切に構成された DHCP サーバーによってこの接続の DNS サフィックスがこの接続に割り当てられます。ユーザーが DNS サフィックスを指定した場合は、DHCP サーバーによって割り当てられた DNS サフィックスは無視されます。このローカル設定は、関連するグループ ポリシーが無効または未指定の場合にのみ使用されます。

[この接続のアドレスを DNS に登録する] は、コンピューターが [コンピューター名] タブ (コントロール パネルの [システム] から利用できます) に指定されたこのコンピューターのフル コンピューター名を使って (DNS による) IP アドレスの動的な登録を試みるよう指定します。このローカル設定は、関連するグループ ポリシーが無効または未指定の場合にのみ使用されます。

[この接続の DNS サフィックスを DNS 登録に使う] は、DNS の動的更新を使ってこの接続の IP アドレスと接続固有のドメイン名を登録するかどうかを指定します。この接続の接続固有の DNS 名は、コンピューター名 (フル コンピューター名の最初のラベル) とこの接続の DNS サフィックスを連結したものです。フル コンピューター名は、[コンピューター名] タブ (コントロール パネルの [システム] から利用できます) で指定します。[この接続のアドレスを DNS に登録する] チェック ボックスがオンの場合は、フル コンピューター名の DNS 登録に加えてこの登録が行われます。このローカル設定は、関連するグループ ポリシーが無効または未指定の場合にのみ使用されます。

手順

追加の DNS サーバーの IP アドレスを構成するには
  1. [DNS サーバー アドレス (使用順)] の下の [追加] をクリックします。

  2. [DNS サーバー] に、DNS サーバーの IP アドレスを入力し、[追加] をクリックします。

非修飾 DNS 名の解決動作を変更するには、次の操作を行います。
  • プライマリ DNS サフィックスおよび各接続の DNS サフィックス (構成されている場合) を追加することで非修飾名を解決するには、[プライマリおよび接続専用の DNS サフィックスを追加する] をクリックします。さらに、プライマリ DNS サフィックスの親サフィックスを第 2 レベル ドメインまで検索するには、[プライマリ DNS サフィックスの親サフィックスを追加する] チェック ボックスをオンにします。

  • 構成済みのサフィックスの一覧からサフィックスを追加することで非修飾名を解決するには、[以下の DNS サフィックスを順に追加する] をクリックし、[追加] をクリックしてサフィックスを一覧に追加します。

    接続固有の DNS サフィックスを構成するには、[この接続の DNS サフィックス] に DNS サフィックスを入力します。

DNS の動的更新の動作を変更するには
  • DNS の動的更新を使ってこの接続の IP アドレスとコンピューターのプライマリ ドメイン名を登録するには、[この接続のアドレスを DNS に登録する] チェック ボックスをオンにします。このオプションは、既定の設定で有効になります。コンピューターのプライマリ ドメイン名は、コンピューター名に追加されるプライマリ DNS サフィックスであり、フル コンピューター名として [コンピューター名] タブ (コントロール パネルの [システム] から利用できます) に表示できます。

  • DNS の動的更新を使ってこの接続の IP アドレスと接続固有のドメイン名を登録するには、[この接続の DNS サフィックスを DNS 登録に使う] チェック ボックスをオンにします。このオプションは、既定の設定で無効になっています。この接続の接続固有のドメイン名は、コンピューター名に追加されるこの接続の DNS サフィックスです。

その他の参照情報

TCP/IP Version 4 および 6 に関する最新の IT 専門家向けの詳細情報については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=117437 (英語の可能性あり) および https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=71543 (英語の可能性あり) を参照してください。