グループ ポリシー管理には、グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) が含まれています。これは、企業のグループ ポリシーをコスト効率よく管理するための Microsoft 管理コンソールです。
グループ ポリシー管理コンソールを使用すると、グループ ポリシーの主要な要素の管理、編集、レポート作成を 1 か所で行うことができるため、ドメインベースのグループ ポリシーの管理が簡単になります。GPMC は、グループ ポリシー要件を管理するためのワンストップ リソースと考えることができます。
グループ ポリシー管理コンソールには次のものが含まれています。
-
グループ ポリシーの使いやすさを向上させるユーザー インターフェイス。
-
グループ ポリシー オブジェクト (GPO) のバックアップと復元。
-
GPO および Windows Management Instrumentation (WMI) フィルターのインポートとエクスポートおよびコピーと貼り付け。
-
グループ ポリシーに関連するセキュリティの簡単な管理。
-
GPO 設定とポリシーの結果セット (RSoP) データに対する HTML レポートの作成。
-
テキストベースのコメントをグループ ポリシー オブジェクトに追加する機能とレジストリベースのポリシー設定。
-
ポリシー設定のタイトル、ヘルプ テキスト、およびコメント内にあるキーワードに基づいてフィルター処理されたレジストリベースのポリシー設定のビュー。
-
スターター グループ ポリシー オブジェクト。レジストリベースのポリシー設定のポータブル コレクションで、GPO の開始点となります。
-
基本設定。21 個の追加のグループ ポリシー拡張が用意されており、スクリプト言語の知識がなくても、ドライブのマッピング、レジストリ設定、ローカル ユーザーとグループ、サービス、ファイル、フォルダー、その他多くの項目を管理できます。