企業によっては、自社のコンテンツがアクセスされた回数や顧客が使用している Web ブラウザーの種類などの Web サイトの統計情報を追跡しています。ユーザー エージェント文字列を使用することにより、カスタマイズ版の Internet Explorer® の使用を追跡できます。ユーザー エージェント文字列は各 HTTP 要求のヘッダーに入れて送信されるため、使用中のブラウザーの種類がサイトの Web サーバーで検出できるのです。

Internet Explorer のメンテナンス (IEM) のこのダイアログ ボックスでは、文字列の末尾に文字を追加することによってユーザー エージェント文字列をカスタマイズできます。ユーザー エージェント文字列のカスタマイズを行うかどうかは任意ですが、行うことにした場合、カスタマイズした文字列はサイト統計情報を追跡している他の企業に見られることになるということを認識しておいてください。

  • ユーザー エージェント文字列の設定は、非優先モードでのみ可能です。優先モードでは行えません。
  • Internet Explorer 8 の場合は、「MSIE 8.0」(スペース入り) の値がブラウザーの種類の識別に使用されます。

IEM およびグループ ポリシー オブジェクト (GPO) で作業するには、Administrators グループのメンバーである必要があります。

IEM を使用して Internet Explorer のユーザー エージェント文字列をカスタマイズするには
  1. IEM で、[Internet Explorer のメンテナンス] を展開します。

  2. 左側のウィンドウで [接続] をクリックしてから、右側のウィンドウで [ユーザー エージェント文字列] をダブルクリックします。

  3. [ユーザー エージェント文字列に追加する文字列をカスタマイズする] チェック ボックスをオンにし、カスタマイズしたブラウザーに使用する文字をテキスト ボックスに入力します。

その他の参照情報