Internet Explorer® のメンテナンス (IEM) のこのダイアログ ボックスでは、ユーザーが各種サービスでどのプロキシ サーバーに接続するかを指定できます。特定の場合、たとえば、社内イントラネット上のアドレスに対してなど、プロキシ サーバーを使用したくない場合もあります。このダイアログ ボックスでは、これらの例外を設定できます。

IEM およびグループ ポリシー オブジェクト (GPO) で作業するには、Administrators グループのメンバーである必要があります。

IEM を使用してプロキシの設定を構成するには
  1. IEM で、[Internet Explorer のメンテナンス] を展開します。

  2. 左側のウィンドウで [接続] をクリックしてから、右側のウィンドウで [プロキシの設定] をダブルクリックします。

  3. 一覧表示されているいずれかのサービスにプロキシ サーバーを使用する場合は、[プロキシの設定を使用する] チェック ボックスをオンにします。次に、次の操作を行います。

    • [プロキシのアドレス] の下に、サービスに使用するプロキシ サーバーのアドレスを入力します。ほとんどの場合は、すべてのアドレスに対して単一のプロキシを使用します。プロトコル (http://、ftp:// など) で開始していないプロキシの場所は、CERN タイプの HTTP プロキシであると見なされます。たとえば、「proxy」と入力すると、「http://proxy」と入力した場合と同じように処理されます。ファイル転送プロトコル (FTP) ゲートウェイには、プロキシ名の前に「ftp://」のようにプロトコルを入力してください。たとえば、ftpproxy という FTP ゲートウェイの場合は「ftp://ftpproxy」と入力します。

    • [ポート] の下に、各サービスのポート番号を入力します。既定の設定は、ポート 80 です。

    • 一覧表示されているすべてのサービスに同じプロキシ サーバーの設定を使用するには、[すべてのアドレスに同じプロキシ サーバーを使用する] チェック ボックスをオンにします。

  4. [次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない] に、プロキシ サーバーを使用したくない特定のアドレスを入力します。プロキシ バイパス項目は、http://、https://、ftp://、gopher:// などのプロトコルの種類で開始できます。プロトコルの種類を使用すると、例外項目はそのプロトコルでの要求にしか適用されなくなります。プロトコルの値では、大文字小文字は区別されません。また、このフィールドでは、0 個以上の任意の文字を表すワイルドカード文字 (*) を使用できます。複数の項目を指定する場合は、セミコロンで区切ります。このバージョンの IEM では、この一覧は 2064 文字までに制限されています。

    gopher:// は、Internet Explorer 8 ではプロトコルとして使用できません。

  5. イントラネット上のアドレスにプロキシ サーバーを一切使用しないようにするには、[ローカル (イントラネット) のアドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] チェック ボックスをオンにします。

その他の参照情報