Windows エラー報告
Windows エラー報告を使用すると、サーバーに関する問題の説明を Windows から Microsoft に送信して、問題解決のために実行できる手順を検索することができます。Windows エラー報告は既定で有効になっています。
問題に関する一般的な情報を自動的に送信することを選択した場合、Microsoft では、最新の解決方法を返信するか、または送信された情報を基に解決方法を探るための作業を開始します。
送信された情報が Microsoft のプライバシー ポリシーによってどのように保護されるのかの詳細については、
Windows エラー報告の詳細オプション
[Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスの次の 2 つのオプションでは Windows エラー報告が無効になります。
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[レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になり、アプリケーションの問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されなくなります。
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[エラーが発生するたびに、レポートを送信するかどうかを確認します]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になりますが、アプリケーションの問題が発生した場合は常に、問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
次の 2 つのオプションでは Windows エラー報告が有効になります。各オプションでは、問題が発生した場合に Microsoft に送信される情報の詳細レベルが異なります。
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[はい、自動的に詳細レポートを送信します。問題の解決策の候補がある場合は通知を受け取ります]
このオプションを選択すると、アプリケーションの問題が発生した場合に、詳細レポートが自動的に Microsoft に送信されます。プログラムに問題が発生した時点で作業中のドキュメントの一部分、または Web サイトやフォームに入力したデータが、これらのレポートに含まれる場合があります。また、ログ ファイルの内容とレジストリの一部分が Microsoft に送信される場合もあります。
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[はい、自動的に概要レポートを送信します。問題の解決策の候補がある場合は通知を受け取ります]
このオプションを選択すると、アプリケーションの問題が発生した場合に、個人情報以外のデータだけが Microsoft に送信されます。コンピューターの構成に関するデータ、作業中のプログラムに関するデータ、および問題を引き起こした操作に関するデータが、Microsoft に送信されます。
Windows エラー報告を有効にする方法
Windows Server® 2008 R2 では、次の方法で Windows エラー報告を有効にできます。
[初期構成タスク] ウィンドウを使用して Windows エラー報告を有効にするには
サーバー マネージャーを使用して Windows エラー報告を有効にするには
[初期構成タスク] を使用して Windows エラー報告を有効にするには |
[初期構成タスク] ウィンドウをまだ開いていない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、テキストボックスに「oobe」と入力して、[OK] をクリックすると開くことができます。
[このサーバーを更新] 領域の [自動更新とフィードバックを有効にする] をクリックします。
[手動で設定を構成する] をクリックします。
[手動で設定を構成する] ダイアログ ボックスの [Windows エラー報告] 領域で、[設定の変更] をクリックします。
[Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスで、前のセクションで説明した次のいずれかのオプションを選択し、[OK] をクリックします。
- [はい、自動的に詳細レポートを送信します]
- [はい、自動的に概要レポートを送信します]
- [はい、自動的に詳細レポートを送信します]
[手動で設定を構成する] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。
サーバー マネージャーを使用して Windows エラー報告を有効にするには |
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントし、[サーバー マネージャー] をクリックして、サーバー マネージャーを開きます。
サーバー マネージャーのホーム ページで [リソースとサポート] 領域をまだ開いていない場合は展開します。
[Windows エラー報告の構成] をクリックします。
[Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスで、前のセクションで説明した次のいずれかのオプションを選択し、[OK] をクリックします。
- [はい、自動的に詳細レポートを送信します]
- [はい、自動的に概要レポートを送信します]
- [はい、自動的に詳細レポートを送信します]
Windows エラー報告を無効にする方法
Windows Server 2008 R2 では、次のどちらの方法でも Windows エラー報告を無効にできます。
[初期構成タスク] ウィンドウを使用して Windows エラー報告を無効にするには
サーバー マネージャーを使用して Windows エラー報告を無効にするには
グループ ポリシーを使用して Windows エラー報告の動作を構成することで、有効または無効にすることもできます。ローカル グループ ポリシーを編集する場合は、ローカル グループ ポリシー エディターを使用します。ドメイン ベースのグループ ポリシーを編集する場合は、グループ ポリシー管理コンソールを使用します。これらのポリシー設定は [管理用テンプレート] の [Windows コンポーネント] の [Windows エラー報告] にあります。
[初期構成タスク] を使用して Windows エラー報告を無効にするには |
[初期構成タスク] ウィンドウをまだ開いていない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、テキストボックスに「oobe」と入力して、[OK] をクリックすると開くことができます。
[このサーバーを更新] 領域の [自動更新とフィードバックを有効にする] をクリックします。
[自動更新とフィードバックを有効にする] ダイアログ ボックスで、[手動で設定を構成する] をクリックします。
[手動で設定を構成する] ダイアログ ボックスの [Windows エラー報告] 領域で、[設定の変更] をクリックします。
[Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスで、次のいずれかのオプションを選択し、[OK] をクリックします。
- [レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になり、アプリケーションの問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されなくなります。 - [エラーが発生するたびに、レポートを送信するかどうかを確認します]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になりますが、アプリケーションの問題が発生した場合は常に、問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
- [レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]
[手動で設定を構成する] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。
サーバー マネージャーを使用して Windows エラー報告を無効にするには |
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックし、[サーバー マネージャー] をクリックして、サーバー マネージャーを開きます。
サーバー マネージャーのホーム ページで [リソースとサポート] 領域をまだ開いていない場合は展開します。
[Windows エラー報告の構成] をクリックします。
[Windows エラー報告の構成] ダイアログ ボックスで、次のいずれかのオプションを選択し、[OK] をクリックします。
- [レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になり、アプリケーションの問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されなくなります。 - [エラーが発生するたびに、レポートを送信するかどうかを確認します]
このオプションによって Windows エラー報告が無効になりますが、アプリケーションの問題が発生した場合は常に、問題に関する情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
- [レポートを送信せず、この確認画面も今後表示しません]
関連項目
- カスタマー エクスペリエンス向上プログラム
- サーバー マネージャーのメイン ウィンドウ