ypclear
名前
ypclear - NIS (ネットワーク情報サービス) マップとそれに依存したマップのための NIS サーバーのキャッシュをクリアする Windows コマンド ライン ユーティリティ
概要
ypclear [-d domainName] [-t] [-h nisServer] mapname ypclear -x
説明
Windows コマンド ライン ユーティリティ ypclear(1w) は、指定されたドメイン内の指定された NIS (ネットワーク情報サービス) サーバーに、マップが変わったことと、サーバーがキャッシュをクリアする必要のあることを通知します。この通知がない場合、NIS サーバーは古い情報をサービスすることがあります。
ypclear コマンドを使用すると、Active Directory がネットワークの最新の正確なマップを表示している場合にも古いマップ データを依然として表示している NIS サーバーのマップ キャッシュを再作成できます。通常、ypclear を使用することで問題が解決されます。
ypclear コマンドでは、次のオプションと引数を使用できます。
指定方法 | 定義 |
---|---|
-d domain |
NIS ドメインを指定します。このオプションを使用しない場合、NIS ドメインは DEFAULT_NIS_DOMAIN 環境変数で指定されたドメインであると想定されます。 |
-t |
マップ ニックネームの変換を禁止します。 |
-h nisServer |
NIS サーバーの名前を指定します。このオプションを使用しない場合、NIS サーバーは NIS_SERVER 環境変数で指定されたサーバーであると想定されます。 |
-x |
マップ ニックネームの変換テーブルを表示します。 |