WMI ユーザーを承認してアクセス許可を設定するには |
WMI コントロール コンソールを開きます。それには、[スタート] ボタン、[ファイル名を指定して実行] の順にクリックし、「wmimgmt.msc」と入力して、[OK] をクリックします。
コンソール ツリーで、[WMI コントロール] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブをクリックします。
ユーザーまたはグループにアクセスを許可する名前空間を選択し、[セキュリティ] をクリックします。
[セキュリティ] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックします。
[ユーザー、コンピューターまたはグループの選択] ダイアログ ボックスで、追加するオブジェクト (ユーザーまたはグループ) の名前を入力します。[名前の確認] をクリックして入力が有効であることを確認し、[OK] をクリックします。場所を変更したり、[詳細設定] をクリックしてオブジェクトを照会する必要がある場合もあります。詳細については、ダイアログ ボックスのヘルプを参照してください。
[セキュリティ] ダイアログ ボックスの [アクセス許可] で、新しいユーザーまたはグループに許可または拒否するアクセス許可を選択します。
レベル | 説明 |
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メソッドの実行 |
WMI クラスのメソッドの実行をユーザーに許可します。 |
完全な書き込み |
WMI のすべてのオブジェクト、クラス、およびインスタンス (動的および静的) に対する完全な読み込み、書き込み、および削除のアクセスを許可します。 |
部分的書き込み |
静的な WMI オブジェクトへの書き込みアクセスを許可します。 |
プロバイダーによる書き込み |
動的な WMI クラス インスタンスへの書き込みアクセスを許可します。 |
アカウントの有効化 |
WMI オブジェクトに対する読み取りアクセスを許可します。 |
リモートの有効化 |
名前空間へのリモート アクセスを許可します。 |
セキュリティの読み取り |
セキュリティ情報に対する読み取り専用アクセスを許可します。 |
セキュリティの編集 |
セキュリティ情報に対する読み取りおよび書き込みアクセスを許可します。 |
その他の考慮事項
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ローカル コンピューターでこのタスクを実行するには、ローカルの Administrators グループのメンバーとしてログオンしている必要があります。
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リモート コンピューターでこのタスクを実行するには、ログオンに使用するアカウントが、そのコンピューターの Administrators グループのメンバーである必要があります。リモート コンピューターにアクセスするには、[WMI コントロール] を右クリックし、[別のコンピューターへ接続]、[別のコンピューター] の順にクリックし、接続先コンピューターの名前を入力します。[コンピューターの管理] コンソールから WMI コントロールを使用している場合は、[コンピューターの管理] を右クリックし、別のコンピューターに接続します。
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WMI サービスに対するユーザーまたはグループのアクセス許可を削除するには、目的のユーザーまたはグループを選択し、[削除] をクリックします。