Windows Server バックアップの Windows PowerShell コマンドレットを使用して、バックアップを自動化し、管理することができます。操作を開始する前に、Windows Server バックアップのインストールの一環として、コマンドレットをインストールしておく必要があります。手順については、「Windows Server バックアップのツールをインストールする」を参照してください。その後は、コマンドレットを使用するたびに、あらかじめ開いておいた Windows PowerShell のインスタンスに Windows Server バックアップのコマンドレット スナップインを追加する必要があります。

Windows Server バックアップのコマンドレット スナップインを Windows PowerShell に追加するには
  1. スナップインを追加するには、Windows PowerShell プロンプトで次のように入力します。

    add-pssnapin windows.serverbackup

  2. スナップインが追加されたことを確認するには、Windows PowerShell プロンプトで次のように入力します。

    get-pssnapin

    次に、出力で windows.serverbackup を探します。

Windows Server バックアップのコマンドレットの一覧を表示するには
  • Windows PowerShell プロンプトで次のように入力します。

    get-command *wb* -commandtype cmdlet

Windows Server バックアップのコマンドレットのヘルプを表示するには
  • Windows PowerShell プロンプトで、次の操作を行います。

    • 基本的なヘルプを表示するには、「Get-Help <cmdlet_name>」と入力します。

    • 詳細なヘルプを表示するには、「Get-Help <cmdlet_name> -detailed」と入力します。

    • コマンドレットの例を表示するには、「Get-Help <cmdlet_name> -examples」と入力します。

    • コマンドレットに関するヘルプをすべて表示するには、「Get-Help <cmdlet_name> -full」と入力します。

その他の考慮事項

  • Windows Server バックアップの Windows PowerShell コマンドレットを使用するには、Backup Operators グループまたは Administrators グループのメンバーであるか、あるいは適切な権限が委任されている必要があります。

  • 既定では、Windows PowerShell のモジュールとスナップインは Windows PowerShell に読み込まれていません。Windows PowerShell の起動時に Windows PowerShell のすべてのモジュールとスナップインが自動的に読み込まれるようにするには、タスク バーにある Windows PowerShell アイコンを右クリックし、すべてのモジュールをインポートするタスクをクリックします。Windows Server 2008 R2 では、Windows PowerShell アイコンは既定でタスク バーに固定されています。ただし、すべてのモジュールをインポートするタスクを表示するには、Windows PowerShell を一度起動する必要があります。

その他の参照情報


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