証明機関 (CA) は、名前および公開キー基盤 (PKI) 内の位置によって示されます。階層内ではルート CA が最上位にあり、その下に下位の CA があります。CA は、PKI または CA のどちらがコンソール ツリーで選択されているかに応じて、コンソール ツリーまたは詳細ウィンドウのどちらかに表示されます。詳細ウィンドウで CA をダブルクリックすると、コンソール ツリー内で展開され、選択されます。

CA の状態情報は、[OK]、[警告]、[エラー]、[ダウンロード不可] のいずれかとして表示されます。これらの状態メッセージは、CA 証明書、CRL 配布ポイントの場所、および機関情報アクセスの場所といった CA の側面に問題があるかどうかを示したり、その状態情報が取得できなかったことなどを示します。詳細なエラー状態メッセージとその意味については、「エンタープライズ PKI の状態コード」を参照してください。

問題や警告が下位の CA のみに適用される場合は、エラー表示がその CA のアイコン上にのみ表示されます。

CA を右クリックするか、[操作] メニューをクリックすると、2 つの固有のオプションが表示されます。

  • [CA の管理] : 証明機関スナップインを開きます。ユーザーが適切なアクセス許可を持っている場合は、証明機関スナップインを使用して、CA に対してさまざまなタスクを実行することができます。

  • [最新の情報に更新] : その CA に対して利用可能な状態情報がすべて更新されます。

さまざまな警告コードが表示されるタイミングをカスタマイズする方法の詳細については、「エンタープライズ PKI スナップインを構成する」を参照してください。