既定では、次の場所にある RD Web アクセス Web サイトにアクセスできます。ここで、サーバー名は、RD Web アクセスをインストールした Web サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) です。
https://サーバー名/rdweb
公共のコンピューター (公共施設のキオスク コンピューターなど) から、または他のユーザーと共有しているコンピューターから、RD Web アクセス Web サイトに接続する場合は、[公共または共有のコンピューター] をクリックします。RD Web アクセス Web サイトにサインインするたびに、ユーザー名とパスワードの両方を入力する必要があります。
他のユーザーと共有していない自分用の作業コンピューターを使用している場合は、[個人のコンピューター] をクリックします。ユーザー名は記憶されるので、RD Web アクセス Web サイトにサインインするときは、毎回パスワードだけを入力します。
注 | |
許可されていないアクセスを防ぐため、RD Web アクセスのセッションは、非動作状態が一定時間続くと自動的にタイムアウトになります。RD Web アクセスのセッションがタイムアウトになった場合は、再度サインインする必要があります。RD Web アクセス Web サイトにサインインするときに [公共または共有のコンピューター] を選択したか [個人のコンピューター] を選択したかに応じて、タイムアウト値が異なります。管理者は、インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー ツールを使用して既定のタイムアウト値を構成できます。 |
RD Web アクセス Web サイトの構成設定にアクセスするには、RD Web アクセス サーバー上のローカルの Administrator アカウント、または RD Web アクセス サーバー上で TS Web Access Administrators グループのメンバーになっているアカウントを使用して、RD Web アクセス Web サイトにログオンする必要があります。Web サイトにアクセスするには、次のいずれかの方法を使用します。
- RD Web アクセス Web サイトの URL を Web ブラウザーに入力します。
- RD Web アクセス サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール]、[リモート デスクトップ サービス] の順にポイントして、[リモート デスクトップ Web アクセスの構成] をクリックします。
注 | |
認証されたユーザーはすべて、RD Web アクセス サーバーによって提供される RemoteApp とデスクトップ接続にアクセスできます。これを変更するには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーを使用して、RDWeb 仮想ディレクトリに対するアクセス許可を編集します。 |
RD Web アクセスのセキュリティの詳細については、
クライアント コンピューターの要件
RD Web アクセスを使用するには、クライアント コンピューターで、Internet Explorer 6.0 以降を実行し、さらにリモート デスクトップ プロトコル (RDP) 6.1 以降をサポートしているバージョンのリモート デスクトップ接続 (RDC) を実行している必要があります。
RDC がサポートしている RDP のバージョンを調べるには、リモート デスクトップ接続を開始し、[リモート デスクトップ接続] ダイアログ ボックスの左上隅にあるアイコンをクリックして、[バージョン情報] をクリックします。RDC がサポートしている RDP のバージョンが、[リモート デスクトップ接続のバージョン情報] ダイアログ ボックスに表示されます。
RDC 6.1 では、リモート デスクトップ プロトコル 6.1 がサポートされています。RDC 6.1 は、次のオペレーティング システムに組み込まれています。
- Windows Server 2008
- Windows Vista Service Pack 1 (SP1)
- Windows XP Service Pack 3 (SP3)
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のバージョンの RDC では、RDP 7.0 がサポートされています。RD Web アクセスのどの機能を利用できるかは、使用している RDC のバージョンによって決まります。
また、リモート デスクトップ サービス ActiveX クライアント コントロールが有効になっている必要があります。この ActiveX コントロールは、RDC 6.1 と、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のバージョンの RDC に組み込まれています。
RD Web アクセスを使用するためのクライアント コンピューターの要件の詳細については、