スコープを 2 台か 3 台のサーバーで分割するのは、効果的な方法です。これにより、DHCP トラフィックの混雑をより簡単に処理できるようになります。また、サーバーに障害が発生する場合でも、ネットワークに影響が及ばないようにできます。最適な効果を得るには、80/20 の分割をお勧めします。

たとえば、132.255.0.1 ~ 132.255.255.255 のアドレス範囲および 255.255.0.0 のサブネット マスクを持つクラス B スコープ 132.255.0.0 について検討してみます。1 つのセットアップ案として、ここでは負荷を 2 台のサーバー (SRV1 と SRV2) に分散させます。SRV1 には、132.255.0.1 ~ 132.255.255.255 のスコープと 255.255.0.0 のマスクを割り当てます。このスコープの除外範囲は、132.255.128.0 ~ 132.255.255.255 に設定します。次に、SRV2 にも、132.255.0.1 ~ 132.255.255.255 のスコープと 255.255.0.0 のマスクを割り当てます。このスコープの除外範囲は、132.255.0.1 ~ 132.127.255.255 に設定します。同様に、スコープを 3 台のサーバーで分割することもできます。

その他の資料

関連情報を提供しているヘルプ トピックの一覧については、「DHCP サーバーの役割で推奨されるタスク」を参照してください。

DHCP に関する IT 専門家向けの最新の詳細情報については、Microsoft TechNet Web サイトにある Windows Server® 2008 のドキュメント (英語の可能性あり) を参照してください。


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