アップグレードするときに考慮する点

  • Windows Server 2003 R2 にはユーザー名マッピングが組み込まれていますが、Windows Server 2008 には組み込まれていません。Windows Server 2008 にアップグレードした場合、ユーザー名マッピング サービスは削除されます。

Windows Server 2008 でも、リモートのユーザー名マッピング サーバーから UNIX 形式の ID データを取得することが可能です。また、Windows Server 2008 は Active Directory ドメイン サービス (AD DS) からも UNIX 形式の ID データを取得できます。中央のリモートのユーザー名マッピング サーバーをセットアップするか、または UNIX 形式の ID データを AD DS に統合できます。

  • Windows Server 2008 では匿名アクセスの処理が異なります。匿名アクセスを有効にするには、[ネットワーク アクセス: Everyone アクセス権を匿名ユーザーに適用する] セキュリティ ポリシーを設定する必要があります。

  • Windows Server 2008 のファイアウォール設定が移行後も引き続き有効であることを確認する必要があります。

    Windows Server 2003 R2 の Network File System (NFS) 用サービスでは、Windows ファイアウォールを手動で構成する必要があります。Windows Server 2008 では、この操作は必要ありません。


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