このトピックでは、ドライバー パッケージをサーバーまたはブート イメージに追加する際に発生する問題の一般的な原因に関する情報を示します。
パッケージをサーバーに追加する場合
このシナリオでパッケージのエラーが発生する一般的な原因としては次のようなものがあります。
- パッケージが壊れているか、パッケージのファイルが不足している。
- ネットワーク接続の問題がある。
- x64 ベースのドライバー パッケージが署名されていない (x64 ベースのドライバー パッケージには署名が必須です)。
- .inf ファイルが正しく作成されていない。
ドライバー パッケージを MMC スナップインで追加する場合、パッケージの詳細情報を表示するには、失敗したパッケージの一覧で該当するパッケージをダブルクリックします。ドライバー パッケージを WDSUTIL /Add-AllDriverPackages で追加する場合、追加できなかったパッケージがあると、失敗したパッケージの一覧がコンソールに表示されます。特定のパッケージに関する詳細なエラー メッセージを表示するには、WDSUTIL で単独のパッケージを追加してみてください (たとえば、WDSUTIL /verbose /Add-DriverPackage /InfFile:"C:\Temp\Display.inf" を実行します)。
問題を解決できない場合は、パッケージの製造元に問い合わせて新しいパッケージを入手し、操作を再度実行してください。
パッケージをブート イメージに追加する場合
このシナリオでパッケージのエラーが発生する一般的な原因としては次のようなものがあります。
- 追加するパッケージがイメージのアーキテクチャに適合していない。
- サポートされていないイメージ (インストール イメージなど) にドライバー パッケージを追加しようとしている。
- 古いブート イメージにパッケージを追加しようとしている。パッケージを追加できるのは、Windows 7 ベースおよび Windows Server 2008 R2 ベースのブート イメージのみです。