チェックリスト: WSUS ネットワークをスケール アップする

WSUS サーバー間のリンク方法を決定します。次の 2 種類のリンク方法があります。

自律モード:アップストリーム WSUS サーバーは、同期時に更新プログラムをダウンストリーム サーバーと共有しますが、更新プログラムの承認状態やコンピューター グループの情報は共有しません。ダウンストリーム WSUS サーバーは別途管理する必要があります。自律サーバーでは、アップストリーム サーバーが同期している言語セット用の更新プログラムのうち、一部の言語セットを同期することもできます。

レプリカ モード:アップストリーム WSUS サーバーは、更新プログラム、承認状態、コンピューター グループの情報を、ダウンストリーム サーバーと共有します。ダウンストリームのレプリカ サーバーは更新プログラムの承認状態を継承します。アップストリーム WSUS サーバーとは別個に管理することはできません。

WSUS の展開ガイドのページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=139832)

ダウンストリーム サーバーが複数ある場合は、更新プログラムの同期と結果のロールアップをすべて同じ時刻に実行する構成にはしないでください。ダウンストリーム サーバーでは、アップストリーム サーバーに情報をロールアップする処理を、同期処理の直後に実行します。そのため、アップストリーム サーバーの負荷が大きくなり、ロールアップのエラーが発生する可能性があります。この問題を防ぐには、各ダウンストリーム サーバーで同期を実行する時間帯をずらすよう構成してください。

WSUS の展開ガイドのページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=139832)

ダウンストリーム サーバーの構成では、アップストリーム サーバーがサポートする言語と同じ言語セット用、またはそのサブセット用の更新プログラムをサポートするようにしてください。アップストリーム サーバーでサポートされていない言語をダウンストリーム サーバー上で選択しても、その言語の更新プログラムは取得できません。

WSUS の展開ガイドのページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=139832)