エンド ツー エンド トレースは、メッセージ配信に関する問題のトラブルシューティングに役立つ重要な情報を提供します。メッセージのパスをメッセージのライフ サイクルにわたって追跡します。このライフ サイクルは、アプリケーションがメッセージを送信した時点から次の時点までになります。
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アプリケーションがメッセージを使用した。
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エラーのためにメッセージが削除された。
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メッセージが配信不能キューに置かれた。
メッセージが送信された後は、関連する動作を調べて、メッセージのある場所とその理由を判断できます。
エンド ツー エンド トレースは既定で無効になっています。有効にするには、次の手順を実行します。
エンド ツー エンド トレースを使用する
エンド ツー エンド トレースを有効にするには |
イベント ビューアーで、[アプリケーションとサービス ログ] を開きます。
場所:
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
コンソール ツリーで、[Microsoft]、[Windows]、[MSMQ] の順にダブルクリックします。
詳細ウィンドウで、[End2End] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブで、[ログを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
有効にすると、イベント ビューアーにエンド ツー エンド トレースのイベントが表示されます。これらのイベントを表示するには、次の手順を実行します。
エンド ツー エンド トレースのイベントを表示するには |
イベント ビューアーで、[アプリケーションとサービス ログ] を開きます。
場所:
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
コンソール ツリーで、[Microsoft]、[Windows]、[MSMQ] の順にダブルクリックし、[End2End] をクリックします。
詳細ウィンドウにエンド ツー エンド トレースのイベントが表示されます。
既定では、すべてのメッセージのイベントが発生した日付順に一覧表示され、最新のイベントが先頭に表示されます。各メッセージのイベントを関連付けることによって、問題をより効果的に診断できます。特定のメッセージのイベントを関連付けるには、次の手順を実行します。
特定のメッセージのイベントを関連付けるには |
イベント ビューアーで、[アプリケーションとサービス ログ] を開きます。
場所:
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
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コンピューターの管理/イベント ビューアー/アプリケーションとサービス ログ
コンソール ツリーで、[Microsoft]、[Windows]、[MSMQ] の順にダブルクリックし、[End2End] をクリックします。
[End2End] を右クリックし、[表示] をポイントし、[列の追加と削除] をクリックします。
[利用可能な列] で、[相関 ID]、[追加]、[OK] の順にクリックします。
[相関 ID] 列のヘッダーを右クリックし、[この列でイベントをグループ化する] をクリックします。
その他の考慮事項
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Windows® 7 で [コンピューターの管理] を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックして [管理] をクリックします。
- Windows Server® 2008 R2 で [コンピューターの管理] を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール]、[コンピューターの管理] の順にクリックします。