規則は、1 つ以上の条件と、条件が真のときに実行される操作で構成されます。各条件は、監視するキューにメッセージが到着したときにメッセージに適用され、その結果が真または偽になります。条件が複数ある場合、操作を実行するにはすべての条件が真になる必要があります。
条件を 1 つも指定しなかった場合は、常に真の値が返されます。これは、監視するキューにメッセージが到着するたびに無条件でトリガーを起動する場合に便利です。
規則を作成してトリガーに適用する
規則を作成してトリガーに適用するには |
[コンピューターの管理] を開きます。
コンソール ツリーで、[規則] を右クリックします。
場所:
- コンピューターの管理/サービスとアプリケーション/メッセージ キュー/トリガー/規則
- コンピューターの管理/サービスとアプリケーション/メッセージ キュー/トリガー/規則
[新規作成] をポイントし、[規則] をクリックします。
[新しい規則] ダイアログ ボックスの 1 ページ目で、[規則名] に新しい規則の名前を入力し、[規則の説明] に必要に応じて説明を入力します。
[次へ] をクリックします。
[新しい条件] の [条件] ボックスに条件を入力します。そのためには、リスト ボックス内の該当する最初の文字列をクリックし、リスト ボックスの下にある [フィルターの値または文字列] ボックスに該当する最終文字列を入力し、[追加] をクリックします。完成した条件は、[条件の一覧] に表示されます。この操作を繰り返すことにより、さらに条件を作成できます。
必要な条件の作成が完了したら、[次へ] をクリックします。
トリガーからコンポーネント オブジェクト モデル (COM) コンポーネントを起動するには、[COM コンポーネントの起動] で [COM コンポーネントを起動する] を選択します。[コンポーネント ProgID] に COM コンポーネントの ID を入力し、[メソッド名] にメソッドの名前を入力します。
トリガーからスタンドアロンの実行可能ファイルを起動するには、[スタンドアロン実行可能ファイルの起動] で [スタンドアロンの実行可能ファイル (EXE) を起動する] を選択します。[実行可能ファイルのパス] に、実行可能ファイルの完全なパスを入力します。
COM コンポーネントまたはスタンドアロンの実行可能ファイルのパラメーターを追加するには、[パラメーター] をクリックします。[パラメーター] ボックスの一覧で、パラメーターをクリックします。パラメーターが数値リテラルや文字列リテラルである場合は、[リテラル値] に値を入力します。[起動パラメーター] の一覧にパラメーターを追加するには、[追加] をクリックします。追加するパラメーターごとにこの操作を繰り返し、[上へ] ボタンと [下へ] ボタンを使ってパラメーターをプログラムに転送する順序を変更します。[OK]、[完了] の順にクリックします。
既存の規則をトリガーに適用するには、次の操作を行います。
コンソール ツリーで、[トリガー] をクリックします。
場所:
-
コンピューターの管理/サービスとアプリケーション/メッセージ キュー/トリガー
または
監視するキューの [トリガー] をクリックします。
場所:
- コンピューターの管理/サービスとアプリケーション/メッセージ キュー/<キュー フォルダー> (パブリック キュー、専用キュー、システム キューなど)/<監視するキュー名>/トリガー
-
コンピューターの管理/サービスとアプリケーション/メッセージ キュー/トリガー
詳細ウィンドウで、目的のトリガーを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[適用される規則] タブをクリックします。[規則] の一覧でトリガーに適用する規則をクリックし、[適用] をクリックして規則を [適用される規則] の一覧に移動し、[OK] をクリックします。
その他の考慮事項
- Windows® 7 で [コンピューターの管理] を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックして [管理] をクリックします。
- Windows Server® 2008 R2 で [コンピューターの管理] を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール]、[コンピューターの管理] の順にクリックします。
- コンソール ツリーの [規則] をクリックすると、ローカル コンピューターで作成されたすべての規則が [コンピューターの管理] の詳細ウィンドウに一覧表示されます。
- 1 つのトリガーに複数の規則を適用できます。この場合、その規則の [プロパティ] ダイアログ ボックスの [適用される規則] に表示された順序で規則が実行されます。一覧に含まれる規則の優先度 (実行順序) は変更できます。そのためには、必要に応じて [上へ] ボタンと [下へ] ボタンを使い、それぞれの規則の優先度を高く、または低くします。解除する規則をクリックして [解除] をクリックすることにより、規則を解除することもできます。