証明書の要求は、常にオンラインで証明機関 (CA) に送信できるとは限りません。そのような場合でも、PKCS #7 または PKCS #10 形式のファイルを使うと、証明書の要求を送信できることがあります。一般に、PKCS #10 ファイルは新しい証明書の要求の送信に、PKCS #7 ファイルは既存の証明書を書き換える要求の送信に使用します。
この手順を完了するために最低限必要なグループ メンバーシップは、Users またはローカルの Administrators です。詳細については、このトピックの「その他の考慮事項」を参照してください。
PKCS# 10 ファイルまたは PKCS #7 ファイルを使って証明書を要求するには |
Web ブラウザーを開きます。
https://servername/certsrv を開きます。servername は、CA Web 登録ページをホストしている Web サーバーの名前です。
[証明書を要求する]、[証明書の要求の詳細設定] の順にクリックします。
[Base 64 エンコード CMC または PKCS #10 ファイルを使用して証明書の要求を送信するか、または Base 64 エンコード PKCS #7 ファイルを使用して更新の要求を送信する。] をクリックします。
メモ帳で、[ファイル] メニューの [開く] をクリックし、PKCS #10 ファイルまたは PKCS #7 ファイルを選択してから、[編集]、[すべて選択]、[編集]、[コピー] の順にクリックします。Web ページで、[保存された要求] ボックス内をクリックします。[編集] をクリックし、[貼り付け] をクリックして、証明書の要求の内容をボックスに貼り付けます。
エンタープライズ CA に接続されている場合は、使用する証明書のテンプレートを選択します。
証明書の要求に属性を追加するには、[追加属性] に追加する属性を入力します。
[送信] をクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
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[保留中の証明書] Web ページが表示された場合は、「保留中の証明書の要求を確認する」を参照してください。
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[証明書は発行されました] Web ページが表示された場合は、[証明書チェーンのダウンロード] をクリックします。ファイルをハード ディスクに保存し、証明書を証明書ストアにインポートします。証明書をインポートする手順については、「証明書をインポートする」を参照してください。
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[保留中の証明書] Web ページが表示された場合は、「保留中の証明書の要求を確認する」を参照してください。
その他の考慮事項
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ユーザー証明書は、ユーザーまたは管理者が管理することができます。コンピューターまたはサービスに発行された証明書は、管理者または適切なアクセス許可を与えられたユーザーのみが管理できます。
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HTTPS 認証を使用するように CA の Web サーバーを構成する必要があります。
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要求を送信した直後に、要求に BEGIN タグまたは END タグが含まれていないが、この要求を送信するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。
その他の参照情報