ベーシック ディスクでサポートされるのは、プライマリ パーティション、拡張パーティション、および論理ドライブのみです。ベーシック ディスクは MS-DOS 以降のオペレーティング システムで、ダイナミック ディスクは Windows 2000 以降のオペレーティング システムでサポートされています。
最低限必要なメンバーシップは、Backup Operators または Administrators です。
注 | |
ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変換するかどうかは、十分に検討する必要があります。ベーシック ディスクおよびダイナミック ディスクの詳細と、使用する種類を選択する方法の詳細については、 |
注 | |
ディスクを変換する前に、そのディスクの実行中プログラムをすべて終了します。 |
ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻す
Windows のインターフェイスを使用してダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻すには |
ダイナミック ディスクからベーシック ディスクに変換するディスク上のすべてのボリュームをバックアップします。
[ディスクの管理] で、ベーシック ディスクに変換するダイナミック ディスク上の各ボリュームを右クリックし、ディスク上の各ボリュームに対して [ボリュームの削除] をクリックします。
ディスク上のすべてのボリュームを削除したら、ディスクを右クリックし、[ベーシック ディスクに変換する] をクリックします。
その他の考慮事項
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ベーシック ディスクに戻す前に、ディスクにボリュームやデータが含まれていないことを確認してください。データを保持するには、ディスクをベーシック ディスクに変換する前に、データをバックアップするか、別のボリュームに移動します。
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ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻すと、そのディスク上にはパーティションおよび論理ドライブしか作成できなくなります。
コマンド ラインを使用してダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻すには |
ダイナミック ディスクからベーシック ディスクに変換するディスク上のすべてのボリュームをバックアップします。
コマンド プロンプトを開き、「
diskpart
」と入力します。DISKPART プロンプトで、「
list disk
」と入力します。ベーシック ディスクに変換するディスクの番号をメモしておきます。DISKPART プロンプトで、「
select disk <disknumber>
」と入力します。DISKPART プロンプトで、「
detail disk <disknumber>
」と入力します。ディスク上の各ボリュームについて、DISKPART プロンプトで「
select volume= <volumenumber>
」と入力し、次に「delete volume
」と入力します。DISKPART プロンプトで、「
select disk <disknumber>
」と入力します。ベーシック ディスクに変換するディスクのディスク番号を指定します。DISKPART プロンプトで、「
convert basic
」と入力します。
値 | 説明 |
---|---|
list disk |
ディスクの一覧とディスクに関する情報を表示します。ディスクに関する情報には、ディスクのサイズ、使用可能な空き領域の量、ディスクがベーシック ディスクであるかダイナミック ディスクであるか、ディスクが使用しているパーティション スタイルがマスター ブート レコード (MBR) であるか GUID パーティション テーブル (GPT) であるかなどがあります。アスタリスク (*) のマークが付いたディスクにフォーカスがあります。 |
select disk disknumber |
指定されたディスクを選択し、フォーカスをそのディスクに移します。ここで disknumber はディスク番号を指します。 |
detail disk disknumber |
選択したディスクおよびそのディスク上のボリュームのプロパティを表示します。 |
select volume disknumber |
指定されたボリュームを選択し、フォーカスをそのボリュームに移します。ここで disknumber はボリューム番号を指します。ボリュームが指定されない場合、select コマンドはフォーカスがある現在のボリュームの一覧を表示します。ボリュームの指定は、番号、ドライブ文字、またはマウント ポイント パスで行うことができます。ベーシック ディスク上でボリュームを選択すると、対応するパーティションもフォーカスされます。 |
delete volume |
選択されたボリュームを削除します。システム ボリューム、ブート ボリューム、またはアクティブなページング ファイルやクラッシュ ダンプ (メモリ ダンプ) を含んでいるボリュームは削除できません。 |
convert basic |
空のダイナミック ディスクをベーシック ディスクに変換します。 |
その他の考慮事項
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ベーシック ディスクに戻す前に、ディスクにボリュームやデータが含まれていないことを確認してください。データを保持するには、ディスクをベーシック ディスクに変換する前に、データをバックアップするか、別のボリュームに移動します。
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ダイナミック ディスクをベーシック ディスクに戻すと、そのディスク上にはパーティションおよび論理ドライブしか作成できなくなります。