既定では、Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーを除いて、リモート デスクトップ サービス クライアントから RD ゲートウェイ サーバーを経由して内部ネットワーク リソース (コンピューター) に接続する同時接続の数に制限は設定されていません。クライアントから RD ゲートウェイ サーバーを経由して内部ネットワーク リソースに接続する同時接続の数に制限を設定すると、RD ゲートウェイ サーバーのパフォーマンスを最適化することができます。
注 | |
Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーについては、最大で 250 の同時接続がサポートされています。 |
この操作を正常に行うには、少なくとも、構成する RD ゲートウェイ サーバーのローカル Administrators グループのメンバーまたはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
リモート デスクトップ ゲートウェイ サーバー経由での最大同時接続数を制限するには |
RD ゲートウェイ サーバーで、リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーを開きます。リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[リモート デスクトップ サービス]、[リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャー] の順にクリックします。
リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーのコンソール ツリーで、ローカルの RD ゲートウェイ サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
RD ゲートウェイ サーバーの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブにある [最大接続数] で、次のいずれかの操作を実行します。
- リモート デスクトップ サービス クライアントから RD ゲートウェイ経由でネットワーク リソースに接続する最大同時接続数に制限を設定するには、[許可される最大同時接続数を次の数に制限する] をクリックし、許可する接続数を指定します。
- クライアントと内部ネットワーク リソース間の RD ゲートウェイ経由での許容接続数を制限しない場合は、[サポートされている最大同時接続数を許可する] をクリックします。これは既定の設定です。
注 Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーについては、最大で 250 個の同時接続がサポートされています。
- クライアントとネットワーク リソース間で RD ゲートウェイを経由した新しい接続が確立されないようにするには、[新しい接続を無効にする] をクリックします。このオプションを選択すると、新しい接続のみが拒否されます。現在の接続が RD ゲートウェイによって終了することはありません。
- リモート デスクトップ サービス クライアントから RD ゲートウェイ経由でネットワーク リソースに接続する最大同時接続数に制限を設定するには、[許可される最大同時接続数を次の数に制限する] をクリックし、許可する接続数を指定します。
[OK] をクリックします。