回復ウィザード

はじめに

このウィザードの使用手順の詳細については、次を参照してください。

• サーバーを回復する
  
  
• ファイルやフォルダーを回復する
  
  
• アプリケーションとデータを回復する
  
  
• ボリュームを回復する
  
  

このページを使用して、ローカル コンピューターからバックアップを回復するのか、別のコンピューターからバックアップを回復するのかを指定します。

バックアップの場所の種類指定

別のコンピューターから回復する場合は、バックアップがローカル ドライブに保存されているのか、リモート共有フォルダーに保存されているのかを指定します。

バックアップの場所の選択

ローカル ドライブに保存されているバックアップを回復する場合は、ドライブをドロップダウン リストから選択します。

リモート フォルダーの指定

リモート共有フォルダーに保存されているバックアップを回復する場合は、共有フォルダーへのパスを入力します。

	注
	バックアップを作成したときに、\WindowsImageBackup\<ComputerName> フォルダーが共有フォルダーに追加されています。バックアップは、この <ComputerName> に保存されています。ただし、共有フォルダー名の末尾に、追加したフォルダーの名前を付ける必要はありません。

サーバーの選択

ハード ディスクに保存されたバックアップを使用している場合は、このページを使用して、回復の実行に使用するバックアップを含むサーバーを選択します。

バックアップの日付の選択

回復の実行に使用するバックアップの日付と時刻を選択します。

回復の種類の選択

ファイルやフォルダーの回復を実行するのか、アプリケーションやアプリケーション データの回復を実行するのか、またはボリュームの回復を実行するのかを指定します。

回復する項目の選択

ファイルやフォルダーを回復する場合は、[利用可能な項目] で、必要なフォルダーが表示されるまで一覧を展開します。フォルダーをクリックして、そのフォルダーの内容 (ファイルとフォルダーの両方) を隣のウィンドウに表示します。次に、回復する各項目をクリックします。

ボリュームの選択

ボリュームを回復する場合は、回復するボリュームに対応した [ソース ボリューム] 列内のチェック ボックスをオンにします。次に、[回復先ボリューム] 列内の対応するドロップダウン リストから、ボリュームの回復先となる場所を選択します。

サーバー上のすべてのボリュームにシステム コンポーネントが含まれている場合は、ボリュームの回復を実行することはできません。代わりに、次の操作を試みてください。

• 個々のファイルやフォルダーの回復を試行します。手順の詳細については、「ファイルやフォルダーを回復する」を参照してください。
  
  
• システム状態の復元を試行する場合は、Wbadmin start systemstaterecovery コマンドを使用します。使用例と構文については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=143757 (英語の可能性あり) を参照してください。
  
  
• コンピューター全体を回復する場合は、Windows 回復環境と、以前に作成したバックアップを使用します。手順の詳細については、「オペレーティング システムまたはサーバー全体を回復する」を参照してください。
  
  

アプリケーションの選択

アプリケーションを回復する場合は、[アプリケーション] で、回復するアプリケーションをクリックします。使用するバックアップが最新のものである場合は、[アプリケーション データベースのロールフォワード回復を実行しない] というチェック ボックスが表示されます。現在サーバーにあるアプリケーション データベースのロールフォワードを Windows Server バックアップで実行しない場合は、このチェック ボックスをオンにします。

システム状態の回復先の場所を選択

このページを使用して、システム状態の回復先とする場所 (バックアップを作成した元の場所または別の場所) を指定します。

回復オプションの指定

バックアップを作成した元の場所と別の場所のどちらに項目を回復するか、バックアップの項目が既に回復先にある場合にどのように対応するか、およびアクセス制御リスト (ACL) のアクセス許可を回復するかどうかを指定します。

	重要
	アプリケーションを別の場所にコピーすることはできますが、アプリケーションを別の場所や別の名前のコンピューターに回復することはできません。

確認

ウィザードでの選択内容を確認します。[完了] をクリックすると、項目が回復されます。

回復の進行状況

スケジュールが正常に作成または変更されたかどうかの状態が表示されます。