リモート デスクトップ仮想化ホスト (RD 仮想化ホスト) は、Windows Server 2008 R2 が備えているリモート デスクトップ サービスの役割サービスです。RD 仮想化ホストを Hyper-V と統合すると、RemoteApp とデスクトップ接続を使用して、仮想マシンが提供されます。RD 仮想化ホストを構成して、組織内の各ユーザーに個別の仮想マシンを割り当てたり、または仮想マシンが動的に割り当てられる共有仮想マシン プールにユーザーをリダイレクトできます。
RD 仮想化ホストでは、リモート デスクトップ接続ブローカー (RD 接続ブローカー) を使用してユーザーのリダイレクト先を決定します。ユーザーに個人用仮想デスクトップが割り当てられ、ユーザーがこれを要求すると、RD 接続ブローカーによってユーザーがこの仮想マシンにリダイレクトされます。仮想マシンが有効になっていない場合は、RD 仮想化ホストによって仮想マシンが有効になり、ユーザーが接続されます。ユーザーが共有仮想マシン プールに接続している場合、RD 接続ブローカーでは、切断されたユーザー セッションがプール内にあるかどうかを最初に確認します。切断されたユーザー セッションがある場合、これらは仮想マシンに再接続されます。切断されたユーザー セッションがない場合、プール内の仮想マシンがユーザーに対して動的に割り当てられます (使用可能な仮想マシンがある場合)。
RD 仮想化ホストのインストールと構成の詳細については、RD 仮想化ホストに関する手順ガイドのページ (