オーディオ録音リダイレクトを使用すると、リモート セッションでリモート コンピューターにオーディオを録音できます。Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターへ接続したとき、既定ではオーディオ録音リダイレクトは許可されていません。
注 | |
リモート デスクトップ接続 (RDC) の [ローカル リソース] タブでリモート オーディオの設定を構成することで、リモート コンピューターにオーディオを録音するかどうかを指定できます。内蔵マイクなどのローカル コンピューターのオーディオ入力デバイスを使用して、オーディオを録音できます。 |
オーディオ録音リダイレクトを手動で構成する
リモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト) サーバーでオーディオ録音リダイレクトを手動で構成するには、次の操作を行います。
- Windows Audio サービスを開始します。
- [オーディオ録音リダイレクトを許可する] グループ ポリシー設定を有効にします。
Windows Audio サービスを開始する
RD セッション ホスト サーバーで Windows Audio サービスを開始するには、次の手順を実行します。
この手順を実行するには、構成しようとしている RD セッション ホストにおいて、ローカルの Administrators グループのメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
Windows Audio サービスを開始するには |
RD セッション ホスト サーバーで、サービス スナップインを開きます。サービス スナップインを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[サービス] をクリックします。
[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示された場合は、表示されている操作が目的の操作であることを確認して、[はい] をクリックします。
[サービス] ウィンドウで、[Windows Audio] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[全般] タブの [スタートアップの種類] ボックスで、[自動] をクリックして [適用] をクリックします。
[サービスの状態] で [開始] をクリックします。
[OK] をクリックして、[Windows Audio のプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
Windows Audio サービスの [状態] 列に [開始] と表示されていることを確認します。
[オーディオ録音リダイレクトを許可する] グループ ポリシー設定を有効にする
Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターへ接続したときにオーディオ録音リダイレクトを許可するには、[オーディオ録音リダイレクトを許可する] グループ ポリシー設定を有効にする必要があります。[オーディオ録音リダイレクトを許可する] グループ ポリシー設定は、コンピューターの構成\ポリシー\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\リモート デスクトップ サービス\リモート デスクトップ セッション ホスト\デバイスとリソースのリダイレクトにあり、ローカル グループ ポリシー エディターまたはグループ ポリシー管理コンソール (GPMC) を使用して構成できます。
リモート デスクトップ サービスのグループ ポリシー設定の詳細については、リモート デスクトップ サービスのテクニカル リファレンス (英語の可能性あり)(