FAX の動作状況ログを有効にすると、着信および発信の FAX トラフィックに関する詳細情報を確認できます。この情報は、ユーザーの FAX 使用状況やパフォーマンスの追跡、問題点やボトルネックの検出に役立ちます。動作状況のログは、InboxLOG.txt と OutboxLOG.txt という 2 つのテキスト ファイルを使用します。これらのファイルは、<システム ドライブ>\ProgramData\Microsoft\Windows NT\MSFax\ActivityLog にあります。

重要

FAX サービスは、FAX サービスのすべての動作状況を動作状況ログに記録します。ログには機密情報または個人情報が含まれる場合があります。そのため、動作状況ログは既定で無効になっています。

FAX サーバーの動作状況ログを有効にするには
  1. FAX サービス マネージャーを開きます。

  2. 左側のウィンドウで、[FAX] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [動作状況のログ] タブで、着信 FAX のログへの記録を開始するために [着信 FAX の動作状況をログに記録する] チェック ボックスをオンにします。また、発信 FAX のログへの記録を開始するために [発信 FAX の動作状況をログに記録する] チェック ボックスをオンにします。

  4. FAX サービスを停止してから再起動する必要があるという警告が表示されます。表示されない場合は、[FAX] を右クリックして [停止] をクリックし、[FAX] をもう一度右クリックしてから [開始] をクリックします。

その他の考慮事項

  • FAX コンポーネントを構成するには、Administrators グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。

  • FAX サービス マネージャーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[FAX サービス マネージャー] をクリックします。

その他の参照情報


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