FAX サービス マネージャーを使用すると、セキュリティ監査を有効にし、オブジェクトの所有権を割り当てることができます。
監査を有効にすると、ユーザーによる操作 (FAX の操作や構成の変更、コンピューターのログオンとログオフ、および監査設定の変更) を追跡できます。セキュリティ監査では、グループまたはユーザー アカウントを選択して、そのグループまたはユーザーごとに監査対象とする FAX 操作を指定できます。また、それぞれの FAX 操作に対して、成功または失敗の属性を選択できます。結果はイベント ビューアーに表示されます。
FAX ユーザーとリソースに対するセキュリティ監査を構成するには |
最初にシステム監査が有効になっていることを確認するには、[ローカル セキュリティ ポリシー] を開きます。
左側のウィンドウで、[ローカル ポリシー] をダブルクリックして、[監査ポリシー] をクリックします。
右側のウィンドウで、[システム イベントの監査] をダブルクリックし、次の操作を行います。
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イベントが成功したときに監査を有効にする場合は、[成功] チェック ボックスをオンにします。
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イベントが失敗したときに監査を有効にする場合は、[失敗] チェック ボックスをオンにします。
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イベントが成功したときに監査を有効にする場合は、[成功] チェック ボックスをオンにします。
次に、FAX サーバーの監査を構成するため、FAX サービス マネージャーを開きます。
左側のウィンドウで、[FAX] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[セキュリティ] タブで、[詳細設定] をクリックし、[監査] タブをクリックします。
新しいユーザーまたはグループの監査を設定するには、[追加] をクリックします。[選択するオブジェクト名を入力してください] で、イベントの監査の対象となるユーザーまたはグループの名前を入力し、[OK] をクリックします。
[FAX の監査エントリ] の [成功] 列または [失敗] 列で、ユーザーまたはグループについて監査するアクセス許可のチェック ボックスをオンにします。
後で既存のユーザーまたはグループの監査を解除するには、[監査] タブで、名前をクリックして、[削除] をクリックします。
既存のユーザーまたはグループの監査を表示または変更するには、[監査] タブで、名前をクリックし、[編集] をクリックします。次に、[FAX の監査エントリ] の [成功] 列または [失敗] 列で、ユーザーまたはグループについて監査するアクセス許可のチェック ボックスをオンにします。
その他の考慮事項
- FAX コンポーネントを構成するには、Administrators グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。
- ローカル セキュリティ ポリシーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[ローカル セキュリティ ポリシー] をクリックします。
- FAX サービス マネージャーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[FAX サービス マネージャー] をクリックします。