FAX サービス マネージャーや Windows FAX とスキャンの FAX 送付状エディターを使用して、サーバー ベースの送付状を作成および編集できます。FAX サーバーに接続して FAX を送受信するユーザーは、発信 FAX に添付する送付状を 1 つ選択することができます。あるいは、許可されている場合、ユーザーは自分で作成した個人用送付状を使用することもできます。手順の詳細については、「送信トレイと発信 FAX の転送の構成」を参照してください。
FAX サーバーの役割をインストールすると、既定の 4 つの送付状、Confident.cov、Fyi.cov、Generic.cov、および Urgent.cov がインストールされます。これらの送付状は、<システム ドライブ>\ProgamData\Microsoft\Windows NT\MSFax\Common Coverpages\<言語>のパスにインストールされます。また、サーバーのこれらの既定の送付状は、Common Coverpages フォルダーの直下にあります。他の言語の送付状をインストールするには、まず、その言語の多国語ユーザー インターフェイス (MUI) パックをインストールする必要があります。Windows Vista または Windows 7 を実行するコンピューターでは、既定の言語の送付状はダウンロードされます。Windows Vista または Windows 7 を実行するコンピューターでユーザーがサーバーにインストールされていない言語の送付状を使用しようとすると、そのサーバーの既定の言語に対応する送付状が代わりに使用されます。
ユーザー用に FAX の送付状を作成するには |
FAX サービス マネージャーを開きます。
左側のウィンドウで、[送付状] を右クリックして、[新規作成] をクリックし、次に [送付状] をクリックします。
FAX 送付状エディターで、送付状を作成します。手順の詳細については、このツールのヘルプを参照してください。
ファイル名拡張子 .cov を付けて、Personal Coverpages フォルダーではなく Common Coverpages フォルダーに送付状を保存します。保存した送付状が、FAX サービス マネージャーの送付状の一覧に表示され、Windows Vista または Windows 7 を実行するコンピューターのユーザーはこの送付状を使用できます。
さらに、既存の送付状の追加、送付状の編集、または既定の場所からの送付状の削除も実行できます。
その他の考慮事項
- FAX コンポーネントを構成するには、Administrators グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。
- FAX サービス マネージャーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[FAX サービス マネージャー] をクリックします。
- サーバーの Common Coverpages フォルダーに既定の送付状を表示するには、共有 FAX プリンターが必要です。手順の詳細については、「ネットワーク ユーザーが使用する FAX プリンターをインストールして共有する」を参照してください。