自動の再構築方法では、リモート デスクトップ ライセンス マネージャー ツールを実行しているコンピューターからインターネットに接続できることが必要になります。ライセンス サーバー自体からインターネットに接続できる必要はありません。この方法では、TCP/IP (TCP ポート 443) を使用して Microsoft クリアリングハウスに直接接続します。
注意 | |
RD ライセンス データベースを再構築すると、現在ライセンス サーバーにインストールされている RDS CAL がすべて削除されます。RD ライセンス データベースの再構築後に、RDS CAL をライセンス サーバーに再インストールする必要があります。このため、ライセンス サーバーでの RD ライセンス データベースの再構築を行う前に、必ず RDS CAL の購入契約文書を参照できるようにしてください。 |
この操作を正常に行うには、少なくとも、構成する RD ライセンス サーバーのローカル Administrators グループのメンバーまたはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、
RD ライセンス データベースを自動的に再構築するには |
ライセンス サーバーで、リモート デスクトップ ライセンス マネージャーを開きます。リモート デスクトップ ライセンス マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[リモート デスクトップ サービス]、[リモート デスクトップ ライセンス マネージャー] の順にクリックします。
リモート デスクトップ ライセンス サーバーの接続方法が [自動接続 (推奨)] に設定されていることを確認します。これには、RD ライセンス データベースを再構築するライセンス サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[接続方法] タブで、必要に応じて接続方法を変更し、[OK] をクリックします。
RD ライセンス データベースを再構築するライセンス サーバーを選択し、[操作] メニューの [RDS CAL の管理] をクリックします。
[RDS CAL 管理ウィザードの開始] ページで、[次へ] をクリックします。
[操作の選択] ページで、[ライセンス サーバー データベースを再構築する] をクリックします。
RD ライセンス データベースを再構築する理由を選択し、[次へ] をクリックします。
[RDS CAL の削除の確認] ページで、[このライセンス サーバーに現在インストールされている RDS CAL の削除に同意する] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。
RD ライセンス データベースの内容が削除されたら、[RDS CAL の再インストール] ページで [次へ] をクリックします。
注 再インストールできるのは一度に 1 セット (1 パック) の RDS CAL だけです。1 セット目の RDS CAL の再インストールが完了すると、別のセットの RDS CAL を再インストールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。RDS CAL のセットが再インストールされるたびに、この確認が行われます。
[ライセンス プログラム] ページで、RDS CAL 購入の際に使用した該当するプログラムを選択し、[次へ] をクリックします。
ウィザードの前のページで選択した [ライセンス プログラム] によって、このページに入力する必要のある情報が決まります。通常は、ライセンス コードか契約番号を入力する必要があります。購入した RDS CAL に付属するマニュアルを参照してください。
必要な情報の入力を終えたら、[次へ] をクリックします。
[製品バージョンとライセンスの種類] ページで、RDS CAL の購入契約に応じて、使用している環境で必要となる製品のバージョン、ライセンスの種類、および RDS CAL の数量を選択し、[次へ] をクリックします。
Microsoft クリアリングハウスに自動的に接続し、要求が処理されます。その後、RDS CAL が自動的にライセンス サーバーに再インストールされます。
別のセットの RDS CAL を再インストールするには、[追加 RDS CAL の再インストール] ページで [追加の RDS CAL の再インストールを続行する] をクリックし、[次へ] をクリックします。手順 9. ~ 13. を繰り返します。
RD ライセンス データベースの再構築を完了するには、[RD ライセンス データベースの再構築を終了する]、[次へ]、[完了] の順にクリックします。