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開始する前に

ウィザードの目的について説明します。ウィザードのすべてのページの手順を行わなくても、仮想ハード ディスクを作成できます。このページで [完了] をクリックすると、ウィザードにより記憶域容量 127 GB の容量可変の拡張仮想ハード ディスクが作成されます。

ディスクの種類の選択

  • 容量可変の拡張仮想ハード ディスクでは、データ格納の必要に応じて記憶域容量が提供されます。ディスクを作成したときの .vhd ファイルのサイズは小さく、ディスクにデータを追加するたびにサイズが拡大します。.vhd ファイルのサイズは、仮想ハード ディスクからデータを削除しても自動的には縮小されません。データを削除してから、仮想ハード ディスクの編集ウィザードを使用してディスクを最適化すると、ファイル サイズを縮小できます。

  • 固定容量仮想ハード ディスクでは、仮想ハード ディスクを作成するときに指定する .vhd ファイルのサイズに基づいて、記憶域容量が提供されます。.vhd ファイルのサイズは、格納するデータ量に関係なく "固定" されます。ただし、仮想ハード ディスクの編集ウィザードを使用して仮想ハード ディスクのサイズを大きくすれば、.vhd ファイルのサイズを拡大できます。

  • 差分仮想ハード ディスクでは、親仮想ハード ディスクを書き換えずに変更することができる記憶域が提供されます。差分ディスクの .vhd ファイルのサイズは、変更がディスクに格納されるたびに拡大します。

仮想ハード ディスクの編集の詳細については、「仮想ハード ディスクの編集ウィザード」を参照してください。

名前と場所の指定

新しい仮想ハード ディスクの名前と場所を指定します。仮想ハード ディスクを使用する仮想マシンのクラスター化を計画している場合は、共有の場所を指定してください。

重要

暗号化とマークされているフォルダーには、仮想ハード ディスクを作成しないでください。暗号化ファイル システム (EFS) を使用して .vhd ファイルを暗号化している場合、Hyper-V は記憶域メディアの使用をサポートしません。ただし、Windows BitLocker ドライブ暗号化を使用するボリュームに格納されているファイルは使用できます。

ディスクの構成

ディスクを構成するオプションは、選択するディスクの種類によって異なります。

  • 容量固定の仮想ハード ディスクおよび容量可変の拡張仮想ハード ディスクでは、ディスクのサイズを指定したり、使用可能な物理ディスクの内容をコピーしたりできます。

  • 差分ディスクでは、親仮想ハード ディスクとして使用するディスクの場所を指定する必要があります。

仮想ハード ディスクの新規作成ウィザードの完了

仮想ハード ディスク用に選択した構成の詳細が表示されます。

その他の考慮事項

  • [完了] をクリックしてウィザードを終了すると、仮想ハード ディスクが作成されます。仮想ハード ディスク用に選択したオプションによっては、この処理に時間がかかる場合があります。

その他の参照情報