仮想ハード ディスクの新規作成ウィザードを使用すると、仮想ハード ディスクを簡単に作成できます。このウィザードでは、以下の種類のディスクを作成できます。
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固定容量仮想ハード ディスク
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容量可変の拡張仮想ハード ディスク
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差分仮想ハード ディスク
仮想ハード ディスクのカスタマイズに使用できるオプションの多くは、作成する仮想ハード ディスクの種類によって異なります。いずれの場合でも、仮想ハード ディスクには名前と保存場所が必要です。
重要 | |
暗号化とマークされているフォルダには、仮想ハード ディスクを作成しないでください。仮想ハード ディスクは .vhd ファイルとして格納されます。暗号化ファイル システム (EFS) を使用して .vhd ファイルを暗号化している場合、Hyper-V は記憶域メディアの使用をサポートしません。ただし、Windows BitLocker ドライブ暗号化を使用するボリュームに格納されたファイルは使用できます。Windows Server 2008 Hyper-V および BitLocker ドライブ暗号化に関するホワイト ペーパーをダウンロードするには、 |
仮想ハード ディスクを作成するには |
Hyper-V マネージャーを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Hyper-V マネージャー] をクリックします。
[操作] ウィンドウで [新規作成] をクリックしてから、[ハード ディスク] をクリックします。
仮想ハード ディスクをカスタマイズするには、ウィザードのすべてのページの手順を行います。[次へ] をクリックしてウィザードのページごとに移動することも、左側のウィンドウでページの名前を選択して目的のページに直接移動することもできます。
仮想ハード ディスクの構成を終了したら、[完了] をクリックします。
その他の考慮事項
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既定では、この手順を実行するために、ローカルの Administrators グループのメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。ただし、管理者は承認マネージャーを使用して、ユーザーまたはユーザーのグループがこの手順を実行できるように承認ポリシーを変更することができます。詳細については、Hyper-V セキュリティ用の承認マネージャーの使用に関するページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=142886 ) を参照してください。
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仮想ハード ディスクは .vhd ファイルとして格納されるため、簡単に移動できますが潜在的なセキュリティ リスクが生じます。このリスクを軽減するため、.vhd ファイルをセキュリティで保護されている場所に格納するなど、対策を講じることをお勧めします。
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[完了] をクリックしてウィザードを終了すると、仮想ハード ディスクが作成されます。仮想ハード ディスク用に選択したオプションによっては、この処理に時間がかかる場合があります。
- 仮想ハード ディスクを、NTFS 圧縮を使用しているフォルダに格納することはできません。
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仮想ハード ディスクを作成した後に、特定の変更を加えることができます。たとえば、仮想ハード ディスクを別の種類のものに変換できます。仮想ハード ディスクの編集ウィザードを使用して変更を実行できます。