Hyper-V を使用して仮想化環境でサーバーのワークロードを実行するには、各種のゲスト オペレーティング システムやアプリケーションを実行する仮想マシンを作成する必要があります。仮想マシンを作成するには、仮想マシンの新規作成ウィザードを使用します。このウィザードを使用して、仮想マシン名、メモリ、ネットワーク、および記憶域の各構成を選択し、選択した構成で仮想マシンを作成することができます。仮想マシンの新規作成ウィザードは、Hyper-V マネージャーから使用できます。
仮想マシンを作成したら、仮想マシンの設定を構成してカスタマイズできます。たとえば、次のようなことができます。
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記憶域コントローラーまたはネットワーク アダプターなどの仮想ハードウェアの追加または削除
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仮想ハード ディスクの追加または削除
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基本入出力システム (BIOS) のデバイスの起動順序の変更
これらの設定およびその他の多くの設定は、Hyper-V マネージャーから変更できます。
仮想マシンを構成するには |
Hyper-V マネージャーを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[Hyper-V マネージャー] をクリックします。
結果ウィンドウの [仮想マシン] で、構成する仮想マシンを選択します。
[操作] ウィンドウで、仮想マシン名の下の [設定] をクリックします。
ナビゲーション ウィンドウ (左側のウィンドウ) で、構成する項目をクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
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SCSI コントローラーなど、項目のインスタンスを新たに追加するには、項目を選択してから [追加] をクリックします。項目の中には、ネットワーク アダプターのように、追加した後でさらに構成が必要になるものがあります。
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項目を変更するには、構成を変更してから [OK] をクリックします。
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項目を削除するには、選択されていない場合は項目を選択してから [削除] をクリックします。
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SCSI コントローラーなど、項目のインスタンスを新たに追加するには、項目を選択してから [追加] をクリックします。項目の中には、ネットワーク アダプターのように、追加した後でさらに構成が必要になるものがあります。
他の項目の構成を変更する場合は、構成する項目をクリックし、手順 5. を繰り返します。構成を完了したら [OK] をクリックします。
その他の考慮事項
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既定では、この手順を実行するためには、ローカルの Administrators グループのメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。ただし、管理者が承認マネージャーを使用して承認ポリシーを変更すれば、ユーザーまたはユーザー グループがこの手順を実行できるようになります。詳細については、Hyper-V セキュリティにおける承認マネージャーの使用に関するページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=142886 ) を参照してください。
その他の参照情報
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メモリとプロセッサを構成する
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ネットワークを構成する
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ディスクと記憶域を構成する
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仮想マシンの可用性を高めるための構成をする
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仮想マシンの新規作成ウィザード
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仮想ハード ディスクの新規作成ウィザード
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Windows Server 2008 テクニカル ライブラリのページ (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=93752 )