Hyper-Vには、指定のハードウェアが必要です。Windows Server カタログで Hyper-V を指定して検索すると、x64 アーキテクチャと Hyper-V をサポートするシステムを特定できます。Windows Server カタログは、Microsoft の Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=111228) (英語の可能性あり) から利用できます。

Hyper-V の役割をインストールして使用するには、以下が必要です。

  • x64 ベース プロセッサ。Hyper-V は、Windows Server 2008 の x64 ベース バージョン (具体的には Windows Server 2008 Standard、Windows Server 2008 Enterprise、および Windows Server 2008 Datacenter の x64 ベース バージョン) で使用可能です。

  • ハードウェア補助による仮想化。仮想化オプションを含むプロセッサ、具体的には Intel Virtualization Technology (Intel VT) または AMD Virtualization (AMD-V) で使用可能です。

  • ハードウェア強制のデータ実行防止 (DEP) が使用可能で、有効になっている必要があります。具体的には、Intel XD ビット (eXecute Disable bit) または AMD NX ビット (No eXecute bit) を有効にする必要があります。

その他の考慮事項

  • ハードウェア補助による仮想化およびハードウェア強制のデータ実行防止は BIOS から設定できます。ただし、上に示したものと設定の名前が異なる可能性があります。特定のプロセッサ モデルで Hyper-V がサポートされるかどうかについては、コンピューターの製造元に確認してください。

  • ハードウェア補助による仮想化またはハードウェア強制のデータ実行防止の設定を変更するには、コンピューターの電源を切ってから入れ直す必要がある場合があります。コンピューターを再起動しても設定の変更が適用されない可能性があります。

その他の参照情報