次のチェックリストは、ユーザーが RemoteApp とデスクトップ接続を通して RemoteApp プログラムと仮想デスクトップを使用できるようにするために管理者が完了する必要があるタスクを示しています。
注 | |
仮想デスクトップには、仮想デスクトップ プールの仮想マシンと、個人用仮想デスクトップがあります。 |
このチェックリストに加え、RemoteApp とデスクトップ接続の展開とアクセスに関する次の重要な考慮事項があります。
- クライアント コンピューターの [スタート] メニューから RemoteApp とデスクトップ接続にアクセスするには、クライアント コンピューターが Windows 7 を実行している必要があります。
- Web ブラウザーから RemoteApp とデスクトップ接続にアクセスするには、クライアント コンピューターにリモート デスクトップ接続 (RDC) 6.1 以降と Internet Explorer 6 以降が必要です。
- ユーザーが [スタート] メニューまたは Web ブラウザーから RemoteApp とデスクトップ接続にアクセスできるようにするには、Windows Server 2008 R2 を実行しているコンピューターにリモート デスクトップ Web アクセス (RD Web アクセス) 役割サービスをインストールして構成する必要があります。
- ユーザーが個人用仮想デスクトップにアクセスできるようにするには、Active Directory ドメインの機能レベルを少なくとも Windows Server 2008 にする必要があります。
- すべてのサーバーが Active Directory ドメインのメンバーである必要があります。
RemoteApp プログラムだけを提供する場合のチェックリスト
RemoteApp とデスクトップ接続を通してユーザーに RemoteApp プログラムだけを提供する場合は、次のチェックリストを使用します。
タスク | 参照先 |
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RemoteApp ソースをインストールして構成します。 |
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RD 接続ブローカー サーバーをインストールし、構成します。 |
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RD Web アクセス サーバーをインストールし、構成します。 |
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RemoteApp ソースからユーザーが RemoteApp プログラムを使用できるようにします。 |
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ユーザーが RemoteApp とデスクトップ接続を識別するために表示される名前を指定します。 |
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ユーザーが RemoteApp とデスクトップ接続を使用できるようにするための RD Web アクセス サーバーを指定します。 |
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ユーザーに配布する RemoteApp とデスクトップ接続構成ファイルを作成します。(省略可能) |
仮想デスクトップだけを提供する場合のチェックリスト
RemoteApp とデスクトップ接続を通してユーザーに仮想デスクトップだけを提供する場合は、次のチェックリストを使用します。
タスク | 参照先 |
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RD 仮想化ホスト サーバーをインストールし、構成します。 |
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RD 接続ブローカー サーバーをインストールし、構成します。 |
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RD セッション ホスト サーバーをインストールし、仮想デスクトップにリダイレクトするように構成します。 |
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RD Web アクセス サーバーをインストールし、構成します。 |
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ユーザーが RemoteApp とデスクトップ接続を識別するために表示される名前を指定します。 |
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ユーザーが RemoteApp とデスクトップ接続を使用できるようにするための RD Web アクセス サーバーを指定します。 |
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RD 接続ブローカーを、仮想デスクトップをサポートするために必要なサーバーを使用するように構成します。 |
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仮想デスクトップのリダイレクト設定を構成します。 |
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仮想デスクトップ用の設定を構成します (RD ゲートウェイ設定や RDP 設定など)。 |
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仮想デスクトップ プールを作成します。 |
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個人用仮想デスクトップをユーザーに割り当てます。 |
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ユーザーに配布する RemoteApp とデスクトップ接続構成ファイルを作成します。(省略可能) |