リモート デスクトップ仮想化ホスト (RD 仮想化ホスト) サーバーでホストされた仮想マシンのうち、構成が同じマシンを 1 つの仮想デスクトップ プールにまとめると、ユーザーは RemoteApp とデスクトップ接続によってその仮想デスクトップ プールを使用できるようになります。仮想マシンは同じように構成されているので、仮想デスクトップ プールのどの仮想マシンに接続しても、ユーザーには同一の仮想デスクトップが表示されます。

仮想デスクトップ プールに関する重要な考慮事項を次に示します。

  • 仮想デスクトップ プール内の仮想マシンは、インストールされるプログラムも含めて、同じように構成する必要があります。

  • 1 台の仮想マシンは、1 度に 1 つの仮想デスクトップ プールのメンバーになることができます。

    重要

    1 台の仮想マシンが、仮想デスクトップ プールのメンバーであると同時に、ユーザーに個人用仮想デスクトップとして割り当てられることはできません。

  • 仮想デスクトップ プールは、特定のユーザーには割り当てられません。複数のユーザーが同一の仮想デスクトップ プールを使用できます。

  • 一度に 1 人のユーザーだけが仮想デスクトップ プール内の仮想マシンを使用できます。

  • RemoteApp とデスクトップ接続で複数の仮想デスクトップ プールを使用することができます。ユーザーには、仮想デスクトップ プールごとに異なるアイコンが表示されます。

  • ユーザーには、仮想デスクトップ プール内の仮想マシンにファイルを保存させないでください。仮想デスクトップ プール内の仮想マシンからログオフし、再度仮想デスクトップ プールにログオンした場合、ユーザーは仮想デスクトップ プール内の別の仮想マシンに接続される可能性があります。

    • ユーザーが仮想デスクトップ プール内の仮想マシンから切断した場合は、仮想デスクトップ プールに再接続すると、同じ仮想マシンに接続されます。
    • 仮想デスクトップ プール内の仮想マシンは、ユーザーのログオフ後に自動的に元の状態を復元するように構成できます。ログオン中にユーザーが行った変更は取り消されます。詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=143453 (英語の可能性あり) を参照してください。

その他の参照情報


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