リモート デスクトップ接続 (RDC) 6.1 またはそれより前のバージョンを使用中のクライアントに対して、仮想デスクトップへのリダイレクトを提供するには、リモート デスクトップ接続マネージャー ツールで [仮想デスクトップのプロパティ] ダイアログ ボックスの [リダイレクト設定] タブで代替サーバー名を指定する必要があります。仮想デスクトップのリダイレクト設定の構成については、「仮想デスクトップのリダイレクト設定を構成する」を参照してください。
代替サーバー名を構成するには、代替サーバー名用の DNS ホスト リソース レコードを作成する必要があります。このレコードが、仮想デスクトップへのリダイレクトを提供するように構成されたリモート デスクトップ セッション ホスト (RD セッション ホスト) サーバーの IP アドレスに代替サーバー名をマッピングします。
重要 | |
任意の代替サーバー名を選択できます。ただし、選択した代替サーバー名が、環境内の他のネットワーク リソースで既に使用されている名前や DNS に既に登録されている名前と一致しないことを確認してください。 |
次の手順を使用すると、Windows Server 2008 R2 ベースのドメイン コントローラー上で DNS を構成できます。
この手順を実行するには、Domain Admins、Enterprise Admins、DnsAdmins のいずれかのグループのメンバーである必要があります。
代替サーバー名用の DNS エントリを追加するには |
DNS スナップインを開きます。DNS スナップインを開くには、DNS スナップインがインストールされているコンピューターにログオンし、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[DNS] をクリックします。
構成する DNS サーバーのサーバー名を展開し、[前方参照ゾーン] を展開し、ドメイン名を展開します。
適切なゾーンを右クリックし、[新しいホスト (A または AAAA)] をクリックします。
[名前 (空欄の場合は親ドメインを使用)] ボックスに、代替サーバー名を入力します。
[IP アドレス] ボックスに、仮想デスクトップへのリダイレクトを提供するように構成された RD セッション ホスト サーバーの IP アドレスを入力します。
[ホストの追加] をクリックします。
入力が終了したら、[完了] をクリックします。