Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス セットアップ ウィザードの [セットアップ オプション] ページで、一意の Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス (AD LDS) インスタンスをインストールするか、既存の構成セットに参加するかを指定します。
セットアップ オプション | 結果 |
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一意のインスタンス |
一意の AD LDS インスタンスをインストールするように選択すると、インストールする AD LDS インスタンスは、既存の構成セットの一部にはならず、レプリケーション パートナーを持ちません。ウィザードは、作成する新しい AD LDS インスタンスに対して、構成およびスキーマ ディレクトリ パーティションの新しい、既定のコピーを作成します。その他の AD LDS インスタンスに追加したスキーマ拡張は、この新しい AD LDS インスタンスでは使用できません。 |
既存のインスタンスのレプリカ |
既存の AD LDS インスタンスのレプリカをインストールするように選択すると、インストールする AD LDS インスタンスには、レプリケーション元として選択するインスタンスの構成およびスキーマ ディレクトリ パーティション (すべてのスキーマ拡張を含む) のレプリケートされたコピーが含まれます。さらに、ウィザードでは、元の構成セットに存在する任意のアプリケーション ディレクトリ パーティションを選択的にレプリケートできます。レプリケーション元として、実行されている AD LDS インスタンスを指定する必要があります。新しいインスタンスのレプリケーション処理の速度を上げるために、以前バックアップを作成した AD LDS インスタンスの復元されたコピーを、データ ソースとして使用することができます。 |
AD LDS インスタンスは、AD LDS ディレクトリ サービスの 1 つのコピー、それに関連付けられたディレクトリ ストア、割り当てられているライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル (LDAP) と SSL (Secure Sockets Layer) ポート、およびアプリケーション イベント ログで構成されています。1 台のコンピューター上で、複数の AD LDS インスタンスを同時に実行できます。
AD LDS のインストール中にのみ、AD LDS インスタンスを構成セットに参加させることができます。