デバイス マネージャーは、複数の方法で開始できます。このトピックでは、Windows Vista® および Windows Server® 2008 でデバイス マネージャーを起動するための 2 つの手順について説明します。それぞれ、Windows インターフェイスからの方法と、コマンド ラインからの方法です。

この手順を実行する場合は、任意のユーザー アカウントを使用することができます。 ただし、デバイスを変更できるのは、Administrators グループのメンバーだけです。

デバイス マネージャーを開く

デバイス マネージャーは、次のいずれかの方法で開くことができます。

Windows のインターフェイスを使用する

次の手順を使用すると、Windows ユーザー インターフェイスからデバイス マネージャーを開くことができます。

Windows インターフェイスを使用してデバイス マネージャーを開くには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。

  2. [ハードウェアとサウンド] をクリックします。

  3. [デバイス マネージャー] をクリックします。結果は次のいずれかになります。

    • ビルトイン アカウントの Administrator としてログオンしている場合は、デバイス マネージャーが開きます。

    • Administrators グループのメンバーであるユーザーとしてログオンしている場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示され、デバイス マネージャーを開くには [続行] をクリックする必要があります。

    • 標準のユーザーとしてログオンしている場合は、デバイスを変更できないことを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、デバイス マネージャーが読み取り専用モードで開きます。

コマンド ラインを使用する

次の手順を使用すると、コマンド プロンプトからデバイス マネージャーを開くことができます。

コマンド ラインを使用してデバイス マネージャーを開くには
  • コマンド プロンプト、[検索の開始] ボックス、または [ファイル名を指定して実行] ボックスで、次のコマンドを入力します。

    mmc devmgmt.msc

    結果は次のいずれかになります。

    • ビルトイン アカウントの Administrator としてログオンしている場合は、デバイス マネージャーが開きます。

    • Administrators グループのメンバーであるユーザーとしてログオンしている場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示され、デバイス マネージャーを開くには [続行] をクリックする必要があります。

    • 標準のユーザーとしてログオンしている場合は、デバイスを変更できないことを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、デバイス マネージャーが読み取り専用モードで開きます。

[コンピューターの管理] を使用する

次の手順を使用すると、[コンピューターの管理] を開くことができます。そのコンポーネントの 1 つとして、デバイス マネージャーが含まれています。

この手順は、Windows Vista でのみ使用できます。Windows Server 2008 では、この手順を実行するとサーバー マネージャー プログラムが起動します。Windows Server 2008 でコンピューター マネージャーを起動するには、コマンド プロンプトを使用して次の手順を実行します。

Windows インターフェイスを使用して [コンピューターの管理] を開くには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コンピューター] を右クリックして、[管理] をクリックします。

    結果は次のいずれかになります。

    • ビルトイン アカウントの Administrator としてログオンしている場合は、[コンピューターの管理] が開きます。

    • Administrators グループのメンバーであるユーザーとしてログオンしている場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示され、[コンピューターの管理] を開くには [続行] をクリックする必要があります。

    • 標準ユーザーとしてログオンしている場合は、[コンピューターの管理] が開きます。

  2. ナビゲーション領域で [デバイス マネージャー] をクリックします。

    結果は次のいずれかになります。

    • 管理者の場合は、デバイス マネージャーの詳細ペインが表示されます。

    • 標準のユーザーの場合は、デバイスを変更できないことを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、デバイス マネージャーの詳細ペインが読み取り専用モードで開きます。

コマンド ラインを使用して [コンピューターの管理] を開くには
  1. コマンド プロンプト、[検索の開始] ボックス、または [ファイル名を指定して実行] ボックスで、次のコマンドを入力します。

    mmc compmgmt.msc

    結果は次のいずれかになります。

    • ビルトイン アカウントの Administrator としてログオンしている場合は、[コンピューターの管理] が開きます。

    • Administrators グループのメンバーであるユーザーとしてログオンしている場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示され、[コンピューターの管理] を開くには [続行] をクリックする必要があります。

    • 標準ユーザーとしてログオンしている場合は、[コンピューターの管理] が開きます。

  2. ナビゲーション領域で [デバイス マネージャー] をクリックします。

    結果は次のいずれかになります。

    • 管理者の場合は、デバイス マネージャーの詳細ウィンドウが表示されます。

    • 標準のユーザーの場合は、デバイスを変更できないことを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックすると、デバイス マネージャーの詳細ウィンドウが読み取り専用モードで開きます。

リモート コンピューターから開く

リモート コンピューターでデバイス マネージャーを開くには
  1. 前のセクションで説明した手順のいずれかを使用して、[コンピューターの管理] を開きます。

  2. [操作] メニューの [別のコンピューターへ接続] をクリックします。

  3. [コンピューターの選択] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの操作を実行します。

    • [別のコンピューター] ボックスにアクセスするコンピューターの名前を入力して、[OK] をクリックします。

    • [参照] をクリックし、[詳細設定] をクリックして、目的のコンピューターを探します。正しいコンピューターを選択したら、[OK] をクリックします。

    接続が成功すると、コンピューターの名前が、左上の [コンピューターの管理] というラベルの横のかっこ内に表示されます。

    この方法でリモート コンピューターのデバイス マネージャーにアクセスすると、"読み取り専用" になります。デバイスまたはその設定を変更することはできません。


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