グループ ポリシーには、[環境] という基本設定の拡張機能が含まれています。この拡張機能を使用すると、コンピューターまたはユーザーに対して次のことを行うことができます。
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永続的なユーザーまたはシステム環境変数を作成する。
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環境変数を変更する。次に例を示します。
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コマンド プロンプトを変更する (PROMPT システム変数を変更する)。
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TEMP フォルダーの場所を変更する (TEMP システム変数を変更する)。
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PATH 変数全体の値を置換する。
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セミコロン区切りのセグメントを PATH 変数に追加する。
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セミコロン区切りのセグメントを PATH 変数から削除する。
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PATH 変数のセミコロン区切りのセグメントにある文字列の大文字と小文字を変更する。
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コマンド プロンプトを変更する (PROMPT システム変数を変更する)。
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環境変数を削除する。
注 | |
環境変数ターゲット項目を他の基本設定項目に適用し、変数の値に基づいてアプリケーションを制限できます。 |
作業を開始するには
任意のドメイン ベースのグループ ポリシー オブジェクト (GPO) に対し、[環境変数] 基本設定項目を作成および構成できます。 グループ ポリシー管理コンソールを使用して GPO を編集することで、設定を構成できます。GPO を編集する場合、この設定拡張機能は次の場所にあります。
[コンピューターの構成] または [ユーザーの構成]
└ 基本設定
└ Windows の設定
└ 環境
この拡張機能を使用して基本設定項目を作成および構成する方法については、次の項目を参照してください。