ターゲット項目 "レジストリ一致" を使用すると、ターゲット項目で指定されたレジストリ キーまたはレジストリ値が存在する場合、ターゲット項目で指定されたデータがレジストリ値に含まれる場合、またはレジストリ値のバージョン番号がターゲット項目で指定された範囲内である場合にのみ、基本設定項目をコンピューターまたはユーザーに適用できます。ターゲット項目で基本設定項目の適用が許可されており、ターゲット項目内で [値のデータの取得] が選択されている場合、指定されたレジストリ値の値のデータが、ターゲット項目で指定された環境変数に保存されます。[次の値に一致しない] を選択すると、ターゲット項目で指定されたレジストリ キーまたはレジストリ値が存在しない場合、ターゲット項目で指定されたデータがレジストリ値に含まれない場合、またはレジストリ値のバージョン番号がターゲット項目で指定された範囲外である場合にのみ、基本設定項目が適用されます。

一致の種類

レジストリ値またはレジストリ キーを評価する条件:

  • [キーの存在]: 指定されたレジストリ キーが存在する場合、基本設定項目を適用できます。

  • [値の存在]: 指定されたレジストリ値が存在する場合、基本設定項目を適用できます。

  • [値のデータの一致]: 指定されたレジストリ値が存在し、指定された値と一致する場合、基本設定項目を適用できます。

    [値のデータの一致の種類]: 以下の場合に基本設定項目を適用できます。

    • [任意]: レジストリ値が存在し、指定された値と一致する。

    • [部分文字列の一致]: レジストリ値が存在し、指定された副文字列を含む。

    • [バージョンの一致]: 指定されたレジストリ値で検出されたバージョン番号の文字列が、指定された範囲内である。

  • [値のデータの取得]: レジストリ値が存在し、指定された値の種類と一致する場合、基本設定項目を適用できます。また、そのレジストリ値の値のデータを指定された環境変数に保存します。

ハイブ

一致対象の値またはキーのレジストリ ハイブです。

ターゲット項目で [参照] をクリックすると、既存のレジストリ ハイブ、レジストリ キーのパス、およびレジストリ値を選択できます。

キー パス

一致対象のレジストリ キーです。ハイブ名が省略されています。

[キー パス] ボックスには、基本設定の処理変数を入力できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。

値の名前

一致対象の値の名前です。キーの既定値を指定するには、[既定の名前] チェック ボックスをオンにします。

  • [値の名前] ボックスには、基本設定の処理変数を入力できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。
  • このオプションは、一致の種類が [値の存在]、[値のデータの一致]、[10 進数]、[部分文字列の一致]、[バージョンの一致]、または [値のデータの取得] である場合にのみ使用できます。

値の種類

一致対象の値の種類です。値の種類を指定しない場合は [任意] を選択します。

このオプションは、一致の種類が [値の存在]、[値のデータの一致]、[10 進数]、[部分文字列の一致]、[バージョンの一致]、または [値のデータの取得] である場合にのみ使用できます。

値のデータ

一致対象の値のデータです。

このオプションは、一致の種類が [値のデータの一致]、[10 進数]、または [部分文字列の一致] である場合にのみ使用できます。

変数名

ターゲット項目に基本設定項目を適用できる場合、レジストリ値のデータの保存先となる環境変数の名前です。

このオプションは、一致の種類が [値のデータの取得] である場合にのみ使用できます。

バージョンの範囲

指定されたレジストリ値の値のデータに含まれる、ピリオドまたはコンマ区切りのバージョン文字列と比較するためのバージョンの範囲です。各バージョンのセグメントは 0 以上 65535 以下であることが必要です。

たとえば、1.0 以上で 8.5.1 未満のバージョンを指定するには、[>=] を選択し、左のボックスに「1」を入力します (始めの 0 を置き換えます)。次に、[<] を選択し、右のボックスの始めの 3 つの 0 を「8」、「5」、および「1」に置き換えます。

このオプションは、一致の種類が [バージョンの一致] である場合にのみ使用できます。

その他の考慮事項

  • 基本設定項目に適用した対象項目の一覧の中で対象項目の位置を変更するには、対象項目を新しい場所にドラッグするか、対象項目を選択してから矢印または矢印をクリックします。

  • 基本設定項目は、ドメイン ベースの GPO でのみ使用可能です。

その他の参照情報


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